治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

空気を読める能力

2010-04-27 08:03:55 | 日記
さてさて昨日私は、お宝のきせのんとの2ショット写真を何人かの方々に無理やり送りつけました。
あまりに嬉しかったので。

まず大地君。大地君はお相撲ファンなので、別に送りつけても迷惑じゃないと思いまして。
こういうメールをくれました。

超すごいね。稀勢の里は元気でしたか? 大地は浅見さんと稀勢の里はお友だちだと思っていました。
それは、違ったようです。それでも、昨日の事があって友だちになったかもしれません。
大地も日馬富士と友だちになれたら最高です。夏の巡業では本当に会えるといいです。

先日療育手帳を無事ゲットした大地君。
これから色々なことに挑戦できます。
挑戦のご褒美に、夏の巡業につれていってとおねだりしているらしい。

ニキさんにも無理やり送りつけようかと思ったけどやめました。
何しろニキさんは「顔がてかてかした人」が苦手。
てかてかの顔の人が二人写っている写真なんか見たらおびえるだろうと思って。

そしてちゅん平さん。

「見たい?」ときいてみました。
「ぜひ!」というお返事。
これが社交辞令なのか、本当なのかわかりません。だって進化型自閉っ子であるちゅん平さんは、空気が読めるようになっているからなあ。

「私、最近ちょっとは空気が読めるようになってきたんじゃないかと思うんです」

こう話したちゅん平さんに大大大博士がした説明は感動的でしたよ。

自閉っ子には生まれつき「空気を読める能力」が備わっていないわけじゃないらしいです。
ただ、症状の重いときには別方面に使われちゃっているみたいです。

色々な意味でラクになってくると、それまで潜在的に持っていた能力が、「社会で使われる能力」に磨かれていくそうです。

まあ社交辞令か本気かわかりませんが
ちゅん平さんにも2ショット写真を見せてしまいました(笑)。
社交辞令でも本気でもどっちでもいい。一緒に喜んでくれた。それが嬉しい。

一度大大大博士にもお見せしたいなあ。

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