治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

五七五は続くよ

2010-10-22 10:23:58 | 日記
さて、私と大地君がささやかな連句を披露した日、SNS的には五七五で盛り上がった。

まず、詠み人知らずの自閉っ子ママから。

重度でも
   修行は大事
       のびるから
       
うんうん。ぱちぱち。

もう一句

つくろうね
    明るい未来
        修行して
        
そうだそうだ。

でもね、修行について大いなる誤解したまんま勝手なこと言っている人たちもいるよね。

そこでまた新たな詠み人知らず登場。

可哀想たあ
    小さな親切
        大きなお世話

字余りだけど、そのとおり。

だいたいさ

よそよりも
    わが子の発達
         促そう
         
って思う詠み人もいたりするみたい。
そらそう思うよね~とこれまた感心。

そこに学校から帰ってきた大地君参入。
早速一句。

親ならば
   信じてくれよ
        発達を

ほんとだねえ。
大地君が今度の本で言いたかったのはそれだもんね。
「障害があっても自分次第で幸せな人生が送れる。そういうことを教えてくれる大人が、いつも子どものそばにいてくれたらいいと思います」

北海道で栗林先生とその話をしました。
明るい展望が持てる子と、持てない子の違い。
それは頑張れるか頑張れないかにつながる。

その違いはどこに生まれるのか?

花風社の次作にのっけます。

そしたらまた大地君が一句。

修行はね
   楽しいものだよ
        知ってるかい?

Oh, yeah!