団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

老いの途中75歳の実感

2023-08-26 06:01:37 | 老後の生き方

人生には思うようにいかなかったこと、つらかったこと、悲し

ったこと、羨ましく思ったこと、やり残したことなど数えあ

げたらきりがないほどあるものだが、そういうことは誰にでも

あることで人生とはそういうものかもしれない。

 

大切なのはたとえ失敗や悔しい思いがあったとしても自分なり

精一杯やってきた、だからよかったことも悪かったことも、

これが自分の人生なのだと納得すること、自分の運命を受け入

れることだと思っている。

 

そして自分の過去を冷静に検証することで、これからの自分に

が必要で何を支えにどう生きていけばいいかという現実が見

えてくるような気がする、そしてここまで生きて来た、これか

らも生きていこう、この先何があるかわからないけれど、そん

な気持ちで生きていきたい、老いの途中75歳の実感である。

 


ある人気女性ブロガーの考え方

2023-08-25 05:47:56 | シニア女性

社会派ブロガー「ちきりん」さん、今の子供たちに世の中の仕組

みを伝えたいという志を持ってるだけに文章が平易でわかりやす

く説得力がある。

 

関西出身で外資系会社を経て2011年文筆業に入り、ブログア

クセス月間200万を超える超人気ブロガー、彼女のブログの特

徴はデータを見たら「なぜ?」を考え数字の背景を探る、そして

自分で「考える」という行為をする、常に何を書くではなく何を

伝えるかに力点を置いたことがアクセス数が伸びた要因かと思わ

れる。

 

そんな彼女の著書「多眼思考」モノゴトの見方を変える300の

言葉の中で印象に残った言葉を集めてみた。

 

■どんなすごい人からアドバイスをもらっても、それで人生が変わ

ったりはしない、人生変えるのは誰かじゃなくて自分だってわかっ

てるし。

 

■成功した人が俺はこうやって成功したのだ!というのは大半が後

付けの理屈、同じように成功者を見る一般の人が、あの人は能力や

資産、コネなどがあったから成功したのだ、と思い込むのも大半が

後付け。

 

■ネットを見ていると匿名性が高い場所ほど妬みの感情があからさ

まに表されてる、つまり妬みとは実名では見せたくないという感情

ということなんだろう。

 

■自分が納得できる仕事をしている、ということの価値はすごく大

きいよね、人生なんてしょせん自己満足なんだから。

 


76歳シニア女性の投稿記事にほっこり

2023-08-24 05:44:13 | シニア女性

先日新聞の投稿記事76歳女性の「学校ごっこ 楽しく脳トレ

に注目した、ご主人は82歳で昨年まで自営業をしていた、

夫婦で一緒に楽しむ方法を考え、小学校の授業の時間割のよう

に実践することにしたというエピソードが書かれてた。

 

1時間目は国語で漢字やクロスワード、2時間目は算数で数理

ズル、授業中にご主人が居眠りしたら「せんせーい、〇〇君

が寝てまーす」と声をかける、休憩時間はコーヒーとチョコレ

ート、体育は6千歩以上の散歩で買い物兼ねたり、美術館や公

園に行ったり、科目は日によって異なるが毎日続け夫婦で楽し

んでるという、なんて素敵なご夫婦なんだろうか、文面からほ

のぼのとしたものが伝わり、なぜか朝から心がほっこりした気

分になった。

 

結婚生活は決してきれいごとだけではすまない、生い立ち、育

ち、環境が違った二人が一緒に暮らすわけだからいいことばか

りではない、それでも老後はお互い思いやりを持って日々愉し

みを見つけ過ごすことが大切、「学校ごっこ 楽しく脳トレ」

の記事から夫婦のありかたを教えられた気がした。


新聞の訃報欄は気になるもの

2023-08-23 05:34:16 | 老後の生き方

いつからだろうか、新聞の一面に目を通した後、社会面の訃報

に目を通すのが朝の習慣になった、若い時には見ることもな

った訃報欄、定年退職してからは毎日見てる。

 

どうしても自分の年齢を基準に考えてしまう、自分と同じ年齢、

自分より年下の訃報は気になるもので、思い残すことはなかっ

だろうか?無念だったのは? 会ったこともない人達だが、

なぜかそんなことを想像する。

 

そしていつも思うのは、私自身そんなに長くなくてもいい、執

などない、淡々と自分の寿命を生きるだけ、いつかは死ぬ、

そう思うから生きていける、新聞の訃報欄を見た後いつも思う

ことである。


老後の生活費について思うこと

2023-08-22 05:50:04 | 老後の生き方

1万人のビジネスパーソンを対象に行ったある雑誌のアンケート

調査によると定年後の不安として最も多くの人が挙げたのが「生

活費の不足」だった、実際60才で定年を迎えると収入は激減す

る、再雇用では年収のほぼ半減、さらに統計によれば70代前半

の月間消費支出は30代後半の額とほぼ同じだという。

 

しかし私の経験ではどう見ても30代後半のほうが現在より出費

は多かった、また70代になると医療費は3割から2割負担にな

るし、実際定年後は生活レベルをダウンサイズするのが一般的な

はずである。

 

もう一点、定年後までに必要な金融資産は退職金を含めて3500

万円では夫が77歳、妻が75歳時点で資金は枯渇するという記事

に疑問を持った、これではほとんどの定年退職者が該当して露頭に

迷うのでは?実際この記事では年金収入がカウントされていない、

不安を煽るだけの内容に惑わされてはいけないと痛感した方も多い

のではというのが偽らざる感想である。