人間関係というのは言葉を通しての関係であり人間関係をむす
びつけるための工夫である、反面言葉のうらみは怖い、昔言わ
れた言葉に傷ついて、ずっと続くと思えた友情が一瞬でこわれ
ることもある。
人間は自分の言ったことを覚えてないが、言われたことは覚え
ているものだ、例えば私の妻が40年前に私の母に何気なく言
われたひと言を不快に思い、いまだに鮮明に覚えていること、
それだけ人の口から発せられた言葉は力があることは間違いな
いということである。
言葉のうらみは怖いもの、逆に人を救う言葉だってある、だか
らこそ自分が使う言葉の重みをいつも心の隅で自覚することこ
そ大切なのかもしれない。