団塊シニアのひとりごと

定年退職して13年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

犬は話さないけど何かを伝えようとしている

2021-06-24 05:49:47 | 動物

私は犬を飼っていないけど犬の話を聞いたり犬に関する本を読ん

だりすることが好きだ、犬の命は短い、たった15年、そんな犬

の生き方になぜか興味がある。

 

犬は人間が寂しい時、無類の友になってくれるという、例えば仕

事で疲れて帰ってきて車庫に車を入れたと同時に、玄関で迎えて

くれる、家族は誰一人出てこないのに愛犬は毎日出迎えてくれる、

だから愛犬が亡くなったときの喪失感は計り知れないものだった

という。

 

また作家の遠藤周作氏はエッセイのなかで犬は主人が病気の時な

んとかか治療しようとしてくれるもので、こちらの鼻をしきりに

舐めてくれるという、それは鼻が濡れてないと病気だからという

犬ならではの治療方法らしい。

 

犬は言葉を話さない、話さないのに常に何かを伝えようとしてい

る、こちらは言葉により確認し、少しずつ接近し、硬い友情を築

く事が可能になる、だから人間に愛されるのかもしれない。


犬が人間に愛される理由

2021-05-18 05:32:24 | 動物

私の弟の家庭では長年犬を飼っていた、彼が仕事から帰ってきて

車庫に車を入れると同時に、玄関で迎えてくれるのが日課、その

愛犬が亡くなった時の悲しみと喪失感は計り知れないものだった、

まさに家族の一員、愛犬に癒された15年間だった。

 

昔は軒先につながって破れ鍋にぶっかけご飯が定番、いわゆる番

犬だったのが住宅事情も変わり室内で飼われるようになり次第に

家庭犬として地位を獲得した。

 

愛犬家として知られた哲学者池田晶子氏のエッセイにはこんなこ

とが書かれていた「別の生き物と寝食をともにすることが楽しい、

相手が言葉を話さないと言う新鮮さ、話さないのに常に何かをこ

ちらに伝えようとしている、こちらは言葉により確認し少しずつ

接近する、そしてよりよい硬い友情を築くことが可能になる、そ

してスキンシップで私の心は安らぐ」

 

又犬が人間に愛されるのは言葉を話さないから、人間のように言

葉によって他人の心をあざむいたりしないとも言及してる、そし

て犬の命は短い、たった15年、あとからきたのに先に逝くのも

愛される理由かもしれない。