団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

65歳シニア女性年金生活の不安

2024年10月20日 | 年金生活

65歳ひとり暮らしの女性が年金生活への不安について投稿し

た記事に注目した、息子二人は結婚し独立、現在マンションで

一人暮らし、ローンは完済しており、貯金は900万円、年金

収入は約90万円(月額7万円)と低年金で今後不安だという

相談内容である。

 

 

ひとりぐらしであるが月間の支出が約20万円、当然毎月の収

支は厳しい、マンション暮らしのため住宅コスト(管理費、修

繕積立金、組合費)が2万円、さらに固定資産税が年間12万

円と大きい、さらに車の維持費が3万円(ガソリン代1万円、

駐車料金8千円自動車保険1万2千円)と他の出費を考えると

年金だけでは生活できないのは一目瞭然である。

 

この投稿者の相談にファイナンシャルプランナーの回答はこの

ままだと5年で資金は枯渇するので通信費を1万に抑えること

や交際費の減額、さらに息子さんからの援助を申し出ていいの

では?という提案であったが、果たして可能だろうか?それよ

りも今後もひとり暮らしを続けるのであれば現在のマンション

を売却して老後資金を確保、そして賃貸物件への入居を検討し

たほうが賢明な気がしてならない。


私が思う生涯つきあえる友人とは

2024年10月19日 | 人間関係

昔の友情が何十年も続くケースはなかなかないものだ、友達と

いうのは環境と状況によってできるもの、それが変われば別れ

たり離れたりするのは仕方のないこと、私の場合一生を通じて

友達づき合いするのは、せいぜい数人のような気がする。

 

 

 疎遠になる理由の一つは共通であった関心事が違ってくること

そして自分が何もしてないのに相手が離れる、逆に相手が何も

してないのに自分が離れる、そう考えると人間関係において自

分がどうにかできる範囲が50%、あとの50%は相手次第と

もいえる。

 

 

それでは私にとって生涯つきあえる友人とは相手の人生に過度

に立ち入らず、相手が言いたくなさそうなことは聞かない等、

節度と抑制の利いたほどよい関係、知っていても知らぬふり、

知らぬふりして相手を全力でねぎらう、友人であるならそんな

ことができる人間でいたい、その思いは昔も今も変わらない。


同居の90代義母の陰口に悩む60代女性

2024年10月18日 | シニア女性の悩み

読売新聞「人生案内」60代無職女性の相談内容は同居の90

代義母の陰口に悩まされ疲弊してるというものだった、家族は

70代の夫、精神疾患のある30代長男と4人暮らしである。

 

義母は気にいらないことがあると近所に住む娘(相談者の義姉

妹)に逐一電話、話が誇張されるため義姉妹も全面的に賛同、

夫は優柔不断「嫁姑とはそんなもの」といい絶望しかない、か

といって離婚や別居をする経済力もない、心底疲れました、こ

の先、どんな心の持ちようで生きていけばいいでしょうか?と

いう内容であった。

 

この相談についての回答は積もりに積もったうっぷん、40年

間の結婚生活をありのままに文章に吐き出してください、気持

ちが落ち着いてくるはずです、そして義母の悪口は老いが言わ

せてるもの、無視してくださいという内容だった、味方が誰も

いない状況で、吐露できるのが文章を書くことであれば回答者

の助言も理解できる、悪口を無視するなかで、せめてご主人の

協力もしくは愚痴の聞き役になれないのだろうか?と思うのは

私だけではないような気がする。


ひとり暮らしの高齢者が貧しいというのは本当だろうか?

2024年10月17日 | 老後の生き方

現在一人暮らしの高齢者は630万人(男性230万人、女性4

00万人)と5人に1人が一人暮らしである、また高齢の一人暮

らしの相対的貧困率(収入から税・社会保険料を引いた手取り額

が10万円以下)が男性230万人のうち38%、女性400万

人の52%と非常に高い、さらに生活保護受給の162万世帯の

約半分が高齢世帯である。

 

実際高齢者の無年金者は90万人、低年金者も含めると600万

人と言われてる、そのなかで女性のひとり暮らしの3割の人の年

金受給額が月3万~4万円である、昔は国民年金しかない自営業、

特に農家世帯が高く低年金、無年金の人が多かった。

 

夫が亡くなれば国民年金しか加入してないので遺族年金もでない、

本人が年金未加入だと無年金で困窮してしまう、しかし一人暮ら

しの高齢者の資産状況がわからない、実際年金が月3万円でも預

貯金が5千万円もあり有料老人ホームに入居してる高齢者もいる

だけに必ずしもデータだけでは判断できない、だから一人暮らし

の高齢者が貧しいとうのは本当だろうか?と思ったりする。


認知症で苦しんだ両親のこと

2024年10月16日 | 老後の生き方

昔は認知症が発症する前に亡くなっていたものだが今は長生きにな

り死ぬ前に多くの人が認知症になるようになった、私の両親は二人

とも幻覚症状の出るレビー小体型認知症で父は14年前の85歳の

とき、母は6年前の94歳のときだった。

 

認知症になったら何もわからなくなるから本人は苦しまないのでは

と思ってたものだった、しかし父が亡くなって遺品の整理をしてた

ときに見つけたメモ書き「何でこんな認知症なんかになったんだ、

苦しい、つらい」本人が一番異変に気づいて傷ついて言い知れぬ不

安を抱えてたことを知った。

 

母もそうだった、明日がどうなるかわからない苦しみ、高齢者施設

に入り、家に帰りたいのに帰れない苦しみ、さらに老いて弱くなっ

ていく情けない自分との闘い、過去と未来がつながらない不安な状

態、自分のことで精一杯だった亡き両親の姿が今でも脳裏に焼きつ

いている。

 

 


私がブログのつながりを感じる時

2024年10月15日 | 老後の生き方

リアルな世界で本音をぶつけ合う、例えば人生について真面目

に議論したりできる友人がどれだけいるだろうか?ふと考える

ことがある、ブログで生き方や人間関係について書いてるけれ

どリアルな世界で話せる人間はこの齢になるとほとんどいない。

 

そう考えると私がブログで書いたものにアクセスしてくれる人

たちが一日平均3000人前後いることは貴重なことだ、リア

な世界では考えられない、そして価値観や生き方に一人でも

感してくれる人がいてくれたらこんなうれしいことはない。

 

そんな時こそ私にとってブログのつながりを感じる瞬間である、

「同じ感覚を持ってる人とつながりたい」そのことにこだわり

を持って、もう少しブログを続けていきたいと思っている。


72歳シニア男性の年金生活

2024年10月14日 | 年金生活

私と同年代72歳のAさん、一人暮らしで年金は月11万円、

れでは生活できないと働いてる、介護のアルバイト、新聞配

達、駅の駐車場管理、それぞれの仕事は2時間ほどで月3万~

4万ほど稼いで生計を立ててる。

 

現役時代は企業で健康診断をする臨床検査技師だった、定年後

も継続雇用で4年働き65歳まで35年働いた、その割に受け

取る年金が少ないのでは?とAさん同様、私も思った、ただA

ん自身は「なるようにしかならない、年金暮らしはつらいけ

笑って暮らしたい」という前向きさがAさんを支えてるよう

気がする。

 

実際、内閣府の高齢社会白書では家計にゆとりがなく多少心配、

非常に心配と答えた人が34.8%、1ヵ月当たりの平均収入額

が10万円~20万円未満が32.9%で最も多く、10万円未

満という人も20.2%に上った。このようにシニアの経済事情

は決して楽ではない。

 

幸いAさんは一人暮らし、さらに身体が丈夫で働ける、そして楽

天的な気持ちで生きている、だから仕事を掛け持ちしながら生活

できるのかもしれない。

 


価値観の違いで決裂したシニア女性

2024年10月13日 | 生き方

「仲良し3人組のグループLINEでワクチン接種否定派のY美と

肯定派のM代が罵り合い、二人の関係をどう取り持ったらいい

のでしょうか」という60歳女性からの相談が以前女性誌の誌

上相談室に掲載されてた。

 

いわゆるワクチンの是非をめぐっての論争であるが、回答者の

結論は取り持とうなどとは考えないことです、信念が異なる両

者の意見を融合させることはほぼ不可能、言い争った友人の関

係は遠のくかもしれないが相談者は今までどうり、それぞれと

つきあえばいいのですというアドバイスであった。

 

日常のなかでこのような問題を抱えてる人は結構いるものだ、

実際私の妻が行ってる美容院の店長は家族全員が接種しなか

った、理由はわからないが、その人の思想信条が絡んでるの

かもしれない、それでも4年経過して家族の誰もが罹患する

ことなく乗り切ったようだ、私自身はワクチンに対し不安

はあるけれど自分と家族を守るため、そして他者への責任

して接種を続けるしかないと思っている。


死んだあとのことは誰にもわからない

2024年10月12日 | 老後の生き方

人間は必ず死ぬ、生きてる限りすべての人は必ず死ぬ、それは今日

かもしれないし、明日かもしれない、病気や災害、死は常に思いが

けない形で襲いかかってくる、それは老若男女関係ない。

 

死ぬときはどんな人だって孤独だ、そこには貧富の差も社会的地位

もない、ひとりで生きて、ひとりで苦しみ、ひとりで死ぬ、そして

骨になりそれきっりになるがその人の記憶は遺族や友人の中で生き

ている。

 

死んだ後も人生は続く、死後の世界もあるという説、死んだら無に

なる、肉体がなくなればなにかもおしまいという説、いずれも生き

ている人たちが言ってることで死んだあとのことは誰にもわからな

い、私はそう思っている。


私にとって心のよりどころは

2024年10月11日 | 老後の生き方

他人から全く理解されなくても自分ひとりで熱中できてひとり

で楽しむことができるものを持ってることは心強い、いわゆる

自分だけの世界、自分だけの価値観を持っことは安心感につな

がる。

 

私が若い頃はいつでも本や音楽が身辺にあった、私に影響を与

えた本や音楽、それが出発点だった、いまだに自分にとって心

のよりどころである、ささやかな自分だけの世界、半世紀たっ

ても変わらない宝物である。

 

読みたくなる本と聴きたくなる曲があるだけで日々の景色が大

きく変わるものである、自分だけの世界を持てたときの安心感

があってはじめて自分を取り戻し、人間らしくなれると信じて

いる。