教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

食い逃げされた消費税の腹立たしさ!!天木直人

2015年05月21日 22時38分03秒 | 国際・政治

 このところ経済財政諮問委員会がやたらに開かれている。

 そこで何が議論されているのか。

 たとえば5月12日に開かれた経済財政諮問委員会を報じる5月13日の毎日新聞が書いていた。

 消費税10%超なき財政再建を行うと。

 たとえば5月19日の経済財政諮問委員会を報じるきょう5月20日の産経新聞が書いていた。

 歳出削減の為、高齢者の資産・相続税強化、年金減額、安価なジェネリック医薬品の利用拡大などが提言されたと。

 これを要するに、財政健全化は一向に達成されず、さりとて消費税増税は10%以上上げるのは国民の反発が強く無理だ。だからそれに代わる財源を見つけ、年金などの給付を減らす、という事だ。

 もっとはっきり言えば消費税増税の食い逃げだ。

 消費税増税が議論された3年ほど前、財政健全化は待ったなしだ、だから消費税増税はやむを得ないだろうとよく聞かされた。

 その一方で、財政健全化には、消費税を20%、30%と上げてもまだ足りない、とも言われた。

 これを要するに、財政健全化は消費税増税の言い訳でしかなかったということだ。

 そして消費税増税10%は見事に食い逃げされ、どこかに消え、今度は手を変えた増税が行われ、給付切り下げが行われるということだ。

 その一方で財政赤字は日米同盟強化やバラマキ予算で増え続ける。

 絵に描いたような国民切り捨てだ。

 本物の国民政党をつくって、国政を政治家や官僚から国民に取り戻さなければいけない。

 それこそがインターネット政党・新党憲法9条である(了)


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