2012年7月12日 (木)
政府のエネルギー・環境会議事務局が「エネルギー・環境の
選択肢に関する意見聴取会」を全国10カ所で開くそうです。
今週土曜日から8月上旬まで開催されます。
目的は「国民的議論」のためだそうですが、1会場あたり
100~200名を集めて、そのうち9名から意見を聴く、
というイベントだそうです。
わざわざお金と手間をかけて全国に出かけて行かなくても、
毎週金曜日に全国から首相官邸前に人が集まっています。
この人たちの意見を聴くことから始めるべきです。
これまでも政府のタウンミーティングはやらせが多かったし、
電力会社による組織的な動員もあり、あまり期待できません。
多くの国民が、うさんくさいと思っていることでしょう。
むしろ全国(特に福島県)から官邸前に来ている人たちのうち、
何人か代表に官邸に入ってもらい、野田総理が意見を聴くべきです。
その方がはるかに安上がりだし、やらせもやりにくいでしょう。
野田総理! 優先順位のつけ方を誤ってはいませんか?
まず目の前の国民の声に耳を傾けてはいかがでしょうか?
毎週何万人もの人たちが首相官邸の前に来ているのですから、
ほんの30分か1時間ほど時間を割いて話を聴くことから、
始められてはいかがでしょうか?
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