正さん日記

世の中思いにつれて

安倍前首相の「桜を見る会前夜祭」の説明、簡単に済ませたい自民党

2020-12-21 12:52:35 | 政治

 安倍晋三前首相が開いた高級ホテルでの「桜を見る会の前夜祭」の費用について、安倍氏が何らかの形で説明すると述べたが、これについて、自民党の森山裕国会対策委員長は、予算委員会での説明はなじまないとして。議院運営委員会の理事会などはひとつの考え方だと思うが、今議論してもしかたない」と述べた。

 その上で「司法の対応が示されるのを待ってからということに尽きる。どこでどういう形でやるかという議論はまだ先の話だ」と述べた。

 安倍氏は、説明することについては前向きのようだが、野党は、予算委員会での証人喚問がベストだと望んでいる。

 しかし自民党は、はなから否定的だし、安倍氏本人も、まさか予算委員会での証人喚問はないものと思っているだろう。

 野党側も、証人喚問は難しいと考えているものと思われるが、せめて参考人招致まで持っていきたいところだ。

 自民党側も、安倍氏が説明に前向きなので、何らかの形で招致に応じるものと思われるが、最も警戒しているのが、安倍氏は、多分公設第一秘書に責任を負わせることだろう。

 そうなると、この問題が再燃して、安倍氏に対する批判とともに、自民党に大きな影響を与え兼ねない。

 従って、森山国会対策委員長は、できれば、安倍氏の説明は避けたいと考えているに違いない。

 安倍氏も、本当は説明を避けたいが、そうもできず、やむなく説明すると言ったものの、秘書に被せた場合の影響の大きさについて、諮りかねているのではなかろうか。「関連:12月19日

 

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世羅(広島)が男女で優勝、男子は5年ぶり最多の10回目=全国高校駅伝

2020-12-20 15:17:19 | スポーツ

 女子が32回、男子71回目の全国高校駅伝は、女子が午前、京都市のたけびしスタジアム京都(西京極陸上競技場)を発着点に5区間21・0975キロのコースで行われ、世羅(広島)が1時間7分13秒で5年ぶり2回目の優勝を果たした。

 1区では福岡の北九州市立高校の酒井美玖がスタート直後から飛び出し、2位に20秒以上の差をつけた。

 北九州市立は3区まで先頭を守ったが、最終の5区で、8位でたすきを受け取った世羅の留学生、テレシア・ムッソーニが区間記録を更新する走りで7つ順位を上げ、最後は独走でテープを切った。

 女子の2位は神村学園(鹿児島)3位仙台育英 (宮城) 4位北九州市立 (福岡) 5位立命館宇治 (京都) 6位須磨学園 (兵庫) 7位大阪薫英女 (大阪) 8位常磐 (群馬)の順だった。

 

 男子は、午後、女子と同じたけびしスタジアム京都発着の7区間、42・195キロで行われ、世羅(広島)が2時間01分31秒で5年ぶりに同大会最多の10回目の優勝を飾った。世羅は2015年に続き2回目の男女優勝を果たした

 世羅は3区で留学生のコスマス・ムワンギが5位でたすきをもらうと、区間記録を16年ぶりに更新する走りで4人を抜いてトップに立った。

 このあとも世羅は安定した走りでたすきをつなぎ、最後は、連覇を狙った仙台育英(宮城)の追い上げをかわして優勝した。

 2位は仙台育英、3位は京都の洛南で、洛南は、留学生を含まない日本人だけの高校最高を更新する2時間2分7秒を記録した。

 4位倉敷 (岡山) 5位佐久長聖 (長野) 6位九州学院 (熊本) 7位須磨学園 (兵庫) 8位大牟田 (福岡)が入った。

 今年の大会は新型コロナウイルスの影響で沿道での観戦自粛が呼びかけられるなどの対策がとられる中、男女ともに、各都道府県の予選を勝ち抜いた47校が出場し、無事終了した。「関連:2019年12月22日

 

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安倍前首相、桜前夜祭で国会招致に前向きだが。与党、野党の証人喚問要請に後ろ向き

2020-12-19 10:28:32 | 政治

 安倍晋三前首相が、国会答弁で、自身地元後援会主催で桜を見る会の前夜祭を行った際、1円も負担していないと答弁したが、これが東京地検の捜査でウソだったことが分かり、野党は、安倍前首相を国会に招致して説明を求めている。

 これに対し、安倍氏は、検察の調査が終わった後、招致に応じるとの意思を示し、政府・自民党も何らかの形で安倍氏が説明する機会を作ることについては容認しているようだ。

 しかし、野党は、虚偽答弁をすれば刑事告発される予算委員会での証人喚問を求めているが、自民党は、これに応じる気配はなく、テレビの入らない場所での説明程度に終わらせたいようだ。

 政府・自民党が安倍氏の招致について、何らかの形で応じなければならないとしているのは、菅義偉内閣がまだ発足して3か月経ったばかりなのに、新型コロナウイルス対策の不手際、学術会議会員6人の承認拒否などが響き、急激に支持率を下げていることに対する危機感が募っているためだ。

 安倍氏も、党のために迷惑を掛けたくないと思ったのか、意外にあっさり招致に応じる姿勢をみせ、政府・自民党も背に腹は代えられないとばかり、前首相の招致を容認することになったが、一面的には、安倍前首相の影響力が急速に落ちたからだとも言える。

 問題は、何故、テレビの入る予算委員会を嫌い、証人喚問を拒否しているのかだ。安倍前首相は、予算委員会などで「桜を見る会の前夜祭」について答弁したのだから、誠心誠意説明する意思があるならば、当然、テレビの入った予算委員会で堂々と証人喚問に応じるべきではないのか。

 安倍前首相が、いやにあっさりと国会招致に応じたものの、予算委員会を避けているのは、多分、誤った国会答弁については、地元の公設第一秘書の報告に基づき行ったものとして、言い逃れするつもりであることが見え見えだ。「関連:11月30日

 

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菅首相の多人数会食は複数回、自民会派は忘年会計画を取りやめ、国民の我慢の気持ちを逆なぜ

2020-12-18 11:37:03 | 政治

 菅義偉首相や二階俊博自民党幹事長らが8人でステーキ会食をしていたことが発覚、大問題になっている。

 国民には、5人以上の会食は避けるように要請しておきなが、自分たちは、大勢の会食をやっていたことは、いかにも特権意識を露わに示したとも言える。

 これでは、今後、政府が国民に様々な自粛を要請しても、素直に従わない人も出てくるだろう。

 言うならば、政府は、国民に要請する資格を失ったことになった。極端に言えば、国民に要請すらできない首相は辞任するしか道はないと言える。

 驚くのは、菅首相は、今回が初めてではなく、これまで何回も同様の会食を続けていたということだ。

 また、今回の問題発覚で、国民の強い非難に驚愕したのか、自民党の二階派、岸田派が予定していた忘年会を中止することになった。

 菅首相の多人数会食が発覚しなければ、それより数倍多い何十人規模の派閥の忘年会が行われた分で、自粛、自粛に明け暮れている国民の我慢の気持ちを逆なぜするのもいい加減にしろと言える。

 しかも、何時もながら、その言い訳がしゃくにさわる。菅氏も、加藤勝信官房長官も「誤解をされて申し訳ない」という言葉だ。「誤解」ではない、国民は「真実に対して怒っている」

 「誤解」と言うことになれば、「誤解した国民が悪い」ことになる。加藤氏は、厚労相時代にも、新型コロナ発症の認定は「37.5度以上が4日間続くこと」という従来の政府発表について、国民は誤解していると言って批判された。

 目立つのが、菅、加藤氏といった新旧官房長官だが、とかく、「真実」を「誤解」として言い訳の道具に使うのは、「国民を馬鹿にしている」ことになると肝に銘じなければならない。

 菅首相は、今回、自らルール破りの会食について、国民から批判され、支持率低下に繋がることを恐れているというニュースを欧米メデェアも報道した。

 先に、毎日新聞とNHKの世論調査で、菅内閣の支持率がともに40%ほどになった。毎日は不支持率が支持率を上回った。

 この両社の世論調査は、Go―Toトラベル一時中止や、会食報道前のものだった。今後、各社の世論調査でかなり厳しい結果がでる可能性がある。「関連:12月17日」 

 

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菅首相ら8人でステーキ会食、G0-T0トラベルの全国一斉一時中止宣言直後

2020-12-17 15:04:00 | 政治

 それはないぜ、菅義偉首相が、12月14日、自民党の二階俊博幹事長ら8人で東京銀座の高級ステーキ店で会食をしていた。

 新型コロナウイルス感染拡大を受けて、菅首相が重たい腰を上げ、伸ばし伸ばしになっていたG0-T0トラベルの全国一斉一時中止を宣言したその夜だ。参加者の一人は、政府が勧める「マスク会食」ではなかったと言っている。

 会食は、半円形のテーブルを囲うようにして座り、目の前で肉を焼いてもらうスタイル。席の中心には菅総理と二階幹事長が座った。「ゆったりとしたお店で、隣席との間は70~80センチくらいだったようだ。

 菅首相は、二階氏らに招かれて少し後から参加、ステーキを食べて30分程で退席したとのことだ。  

 政府が、国民に対し、5人以上での会食を控えるよう呼びかけていた中で、首相や自民党幹事長が、自ら掟を破り、美食に舌鼓していたとは呆れかえる。

 これでは、国民に対して示しがつかない。今後、政府があらゆる自粛を呼び掛けても、国のトップが勝手なことをしていたのでは、国民は素直に協力しない恐れがある。

 その結果、新型コロナウイルス感染はさらに拡大する恐れが何倍にもなる。

 国民も、勝手なことをしていては自らの首を絞めることになるので、首相が模範を示さないからといって勝手放題な愚挙を行う者は限られるとは思うが、それだけに今回の菅首相や二階幹事長の罪は重い。

 この問題について、関係者のコメントがまた罪の重味を倍加している。

 二階氏「マスクをして食えるはずがない」、西村氏「会食の人数5人以下はあくまで目安」、自民党下村政調会長「批判は過剰反応」、加藤官房長官「誤解だ」と得意の援護。

 少しまともなのは、佐藤総務会長の「襟を正さなければ」程度、今の政府、自民党の程度の低さを立証している。

 欧米のメディアも大きく報道している。「多くの人がいら立ち」、「ステーキ会食は菅首相の苦痛をさらに悪化させる可能性がある」とし、 支持率急落にあえぐ首相のさらなる打撃になるとの見方を示した。

 まったく、どうしようもない人たちだ。「関連:12月16日

 

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遅かった、全国一斉Go-Toトラベル一時中止で、キャンセル料50%補償の無駄使い

2020-12-16 11:24:15 | 政治

 Go-Toトラベルに急ブレーキがかかり、ホテル、旅館などの宿泊施設、旅行業者、鉄道、航空機、バス会社など交通機関への影響は多大だ。

 これら観光産業は、Go-Toトラベル効果によって、かなりの水準まで利益を回復してきただけに、その嘆きはいかばかりかと同情する。

 しかし、第3波と言われる新型コロナウイルス感染拡大により、国民にあらゆる自粛を求めている状況から、全国一斉にGo-Toトラベルの一時中止には必然性がある。

 むしろ、遅きに失した感があり、何とかなるだろうと楽観的に捉え、意識的に後手後手に回った菅義偉首相の責任は大きい。

 政府は、キャセル料として、50%(上限2万円)を補填するようだが、これは勿論税金だ。Go-Toトラベルの補助金は50%だが、それによって、業者は100%の利益を得るから単純に経済効果は50%になる。

 しかし、キャンセル料を50%補償しても、単純な経済効果は50%に止まる。結局差し引き0で税金の無駄遣いになってしまう。

 Go-Toトラベルの一時中止をもっと早く決断すれば、業者には悪いが、国はキャンセル料を一切補償しなくても済んだはずだ。

 菅首相の決断が遅かったため、国は、無駄な税金を費消することになってしまった。

 観光産業を、一時喜ばせて、結局は泣かせるよりも、最初から、覚悟を決めていた方がよほど割り切れるのが人間の常だ。

 菅氏は、Go-Toトラベルの全国一斉の一時中止は、全国の感染者が1日で3000人を超えたことによって決断したと述べた。

 これはウソで、実際は、毎日新聞の世論調査で、菅内閣支持率が、不支持率を下回ったから驚いて急転直下決めたとしか思えない。

 菅首相は、感染者が3000人を超えた後も、「Go-Toトラベル中止は考えていない」と述べていたはずだ。

 毎日の世論調査発表と、「考えていない」発言のどちらが早かったのか確認はしないが、それまでの菅氏の言動から想定すれば、どうしても内閣支持率低下が全国一斉のGo-Toトラベル中止に繋がったとしか思えない。

 政府は、Go-Toトラベル一時中止は、1月11日までで、その後は状況を勘案して再開するとしているが、新型コロナ感染防止のためには、このまま終わりにしてしまった方がよいという意見も多数ある。

 危険と背中合わせで、余暇もなく日夜奮闘している医療従事者や、コロナで職を奪われ、衣食住もままにならない困窮者が多数いる状況を考えると、一時中止を機に、Go-Toキャンペーンの見直しが必要だ。「関連:12月15日

 

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Go-Toトラベル、12月28日から全国いっせいに一時中止 なぜ、今直ぐではないのか

2020-12-15 16:14:58 | 政治

 Go-Toトラベルが、12月28日(月)から来年1月11日(月)まで全国一斉に一時中止になった。

 昨日、菅義偉首相が、国民向けにテレビなどで「専門家のみなさんの意見を参考に決定した」と発表した。

 菅首相は、数日前まで、Go-Toトラベルの全国一律の一時中止については「考えていない」と述べていた。

 しかし東京が、感染者が600人を超し、全国の重症者が588人と過去最多となり、札幌、大阪などの医療機関がいっぱい、いっぱいになりつつある中で、ようやく重い腰を上げた感じだ。

 ただ、菅首相が、Go-Toトラベルの全国一斉一時中止に踏み切ったのは、感染者、重症者の拡大、感染防止分科会の忠告があったからだけではなく、最大の理由はメディアの世論調査で、菅内閣の感染防止対策が認められず、内閣支持率が大幅に低下したことに危機感を持ったからだと言われている。

 毎日新聞は、支持40%、不支持49%と不支持が支持を大きく上回り、NHK調査でも支持42%、不支持36%と前回より、支持率が大きく低下、不支持率が大きく上昇した。

 安倍晋三前首相時代から、支持率の動きに敏感な菅首相は、この急激な支持率の低下に驚愕して一も二もなく、あれほど停止に頑なだったGo-Toトラベルに急ブレーキをかけた。

 政府は、キャンセル料を50%補償することを決定したが、Go-Toトラベルにより徐々に業績が戻りつつあると言われる全国の旅行業者、ホテル、旅館などは再び厳しい局面を迎えた。

 しかし、今回の全国いっせい一時停止の決定は、11月26日に西村康稔経再相が「この3週間が勝負だ」と訴えたことと裏腹に、いかにも遅すぎたという意見が多数だ。

 さらに、「Go-Toトラベル自体、当初、新型コロナウイルス終息後に行う」はずだったのに、前倒しして実施したことが失敗の元だったと痛烈に批判する声も聞こえる。

 しかも、ここに至るまで、感染防止分科会をはじめ医療者等からの「Go-Toトラベル一時中止」の提言を尻目に、菅首相が少しずつ結論を先延ばしして「もたもた感(菅)」があったことは、政府に対する信頼の低下に繋がっている。

 また、今回の全国いっせいの一時中止は、なぜ、12月28日からなのか。「感染急拡大の今直ぐ!」必要ではないのか。

 その理由は、準備期間が必要とのこと。それはない。札幌、大阪などはその日の内から一時中止した。

 結局、菅首相は、未練がましいのだ。まだ、新内閣ができて3か月なのに、これで新型コロナで厳しい状況を乗り切っていけるのか。危うさを拭えない。「関連:12月13日

 

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小松正夫、横山アキラが相次ぎ死去。存在感あった喜劇人、数々の至芸残す

2020-12-14 16:23:32 | 社会

 12月7日に小松正夫(本名、松崎 雅臣)が肝細胞がん、9日に横山ホットブラザースのリーダー横山アキラ(本名・横山彰)が腎不全のため相次ぎ亡くなった。

 小松正夫は78歳、横山アキラは88歳の生涯で、喜劇界のレジェントとして、同時代に生きてきたファンにとっては、寂しく残念の一言だ。

 小松政夫は、当代の喜劇王植木等の付け人として芸能界に入ったことはよく知られている。その後独立し。様々な舞台、映画、テレビなどで存在感を示してきた。

 小松政夫がブレイクしたのは、往年の映画評論家、淀川長治のモノマネで。「まあ、すごかったですね、小松政夫。それではみなさん、またお会いしましょう。サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ」は、未だに記憶に鮮明に残っているが、「もういやいやいや」などのギャグもこの人の人柄にフィットして面白かった。

 また、笑って!笑って60分」や「みごろ!たべごろ!笑いごろ」では、伊東四朗とのコンビで一世を風靡した。

2011年には、日本喜劇人協会、第10代会長に選出された。

 小松正夫は、タモリや、たけしとの交際も深く、師匠植木等とはまた違ったタイプの喜劇人として、業界にその名を遺した。

 

 一方、横山アキラは、上方の音曲漫才トリオ「横山ホットブラザーズ」のリーダーで3兄弟の長男としてトリオを率いた。

 印象に残るのは、バチで叩いたのこぎりをしならせて「お~ま~え~は~ア~ホ~か~」と聞こえるように奏でるギャグで人気を博した。

 この、のこぎり芸は、2017年に大阪市の無形文化財に認定されたほどの当たり芸だ。

 この頃テレビに姿を見せていないと思っていたが、2016年秋頃から、腎臓や腰を患い休業していた。

 アコーディオン担当の次男・マコト(86)とエレキギター担当の三男・セツオ(74)は「3人そろわんとホットブラザーズやない。3人でしかできない」と仕事を固辞。復帰に向けて懸命な兄を待ち、2人では活動していなかった。

 「横山ホットブラザーズ」はアキラさんの父・横山東六さんが創設したバンドをルーツに1952年結成され、東六さんが75年に引退した後は兄弟トリオとして活躍した。

 「とかくこの世は朗らかに、歌って笑ってホットブラザ~ズ~」のオープニング曲で飾る明るい芸がトリオの持ち味で、アキラののこぎりの反響音で震える顔芸でも爆笑をさらった。

 ほかにも、笛を吹きながら皿回しを披露するなど多芸ぶりを発揮して、96年度の文化庁芸術祭大賞を受賞。03年は上方漫才大賞に輝き、09年に上方演芸の殿堂入りを果たした。

 17年の無形文化財認定は、上方漫才では、同じく兄弟の夢路いとしさん・喜味こいしさんに続く2度目の快挙。しゃべくり漫才が主流の中、唯一無二の音曲漫才が歴史に名を刻んだ。

 お二人のご冥福を祈ります。

 

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Go-To続行でもたもた感(菅)、すかっと一時停止宣言を

2020-12-13 10:21:54 | 政治

 新型コロナウイルス感染者が、昨日は、遂に3000人を突破した。重症者、死亡者も段々増えてきており、不気味な状況になっている。

 政府や自治体は、しきりに、不要不急の外出を控え、3蜜を避け、マスクの着用、丁寧な手洗いの励行、他県にまたがる移動を極力避けるよう訴えている。

 これに対し、多くの人は素直に受け入れもっぱら自粛に努めているが、一向に変わらないのが、自粛とは正反対のGo-Toトラベルによる遠方への移動だ。

 さすがに、札幌、大阪は、Go-Toを一時中止して、市内外の移動を抑えているが、東京、名古屋については、現在検討している最中のようだ。

 菅義偉首相もこの両都市の検討結果を待って、若しかしたら、明日当たりから東京、名古屋についてもGo-Toトラベルの一時中止指令が発せられるかも知れない。

 もし、そうなると、主要都市が一時中止になるので、Go-Toトラベルの経済効果はぐっと縮小することになる。

 いずれにしても、政府のGo-Toトラベルの一時中止の判断は未練がましい。慎重に対応していると言えば聞こえが良いが、言葉を変えれば決断力が乏しいとも言える。

 やるなら今!というキャッチコピーがあるが、新型コロナウイルスの感染拡大が急ピッチで進んでいる今、菅首相が、まさに政府虎の子のGo-Toトラベルをスパッと中止すれば、国民に首相の決意が届き、国民はいっそう協力する意思を固めるだろう。

 しかし、菅氏の性格か、本人は粘り強いと思っているのかも知れないが、他人の目から見ると優柔不断に見られても仕方がない。

 話は、それるが、あの学術会議の6名外しで、その理由をまったく説明しない態度は、世の中はそれで通ると思い上がっていることもあるが、優柔不断な性格がそうさせているとも言える。

 このような、菅首相に対して、世論は急速に支持率を下げている。毎日新聞の世論調査は、まだ、就任して3か月なのに、支持率は40%、不支持率49%と不支持が上回り、早くも落ち目になっている。

 この厳しい事態に、ずるずるとGo-Toトラベルを引きずり、決断力を示せない菅政権は一気に厳しい局面を迎えている。「関連:12月12日

 

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今だ!Go-Toトラベル止め時 自粛は全国民で足並み一致を

2020-12-12 14:36:23 | 政治

 Go-Toトラベルの一時停止を求める国民の声は80%に上り、政府の感染症防止分科会、日本医師会、野党などが陰に陽に政府に決断を求めている。

 これに対し、Go-Toキャンペーンへのこだわりが深い菅義偉首相は、「専門家などが一時停止を提言していることは承知しているが、現段階では考えていない」と答え、「感染状況を勘案しながらアクセルとブレーキを踏んでいく」と依然として強気の姿勢を崩さない。

 菅首相の強気がどこから出てくるのかは不明で、それほどの根拠があるわけではなく、あくまでも、観光経済の腰折れを防ぎたい一心だけのような感じがする。

 ただ、政治的には、菅首相の強気に対して、公明党も含め、与党からのブレーキを踏む必要性についての意見が表面に出ていない。

 また、国会が閉会中のため、野党の声がほとんど届かず、政府のやりたい放題になっている。最もそれだけ政府・与党は結果に対する責任を負わなければならない。

 Go-Toトラベルについては、年末年始をまたいで、2か月間、一時停止する方向で検討しているようだが、「我慢の3週間」にあと1週間に迫った段階での決定は相当遅いのではなかろうか。

 いまさら言っても仕方がないが、Go-Toトラベルはちょっと筋が悪かった感じがする。

 政府。自治体が強調している「不要不急の外出自粛のお願い」に対して、「時間の余裕と、お金がある人は、どんどん遠出をしてください」ではどう考えても矛盾している。

 また、Go-Toトラベルは、旅行に目ざとい人は、何回も利用して恩恵を受けているが、日夜、昼夜も分かたず体を張って励んでいる医療従事者はほとんどその恩恵に浴すことができない。

 Go-Toトラベルが、多額の税金を使って成り立っている制度であるだけに、やむを得ないでは済まされないのではなかろうか。

 特に、現状はステージ3の医療崩壊寸前の都道府県が18もある中で、「アクセルとブレーキ」を巧妙に操作することは難しく、暴走する危険性があるだけに、医療従事者をはじめ、旅行もできず巣ごもりを余儀なくされている大多数の国民の感情からも、Go-Toトラベルは即座に中止した方が良いと思う。

 今は、「アクセルとブレーキを踏む」などという比喩では、国民は理解しない状況になっている。「関連:12月11日

 

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