正さん日記

世の中思いにつれて

福島第一原発、第2、第3号機もメルトダウンの情報

2011-05-15 10:43:37 | 社会

 どうも福島第一原発事故の現状について、国民の懐疑心が募っている。昨日、第1号機のメルトダウンが起こっているとの情報に続き、第2、第3号機でも同様の事態になっているとの報道がある。その真偽はどうなのか。東電のスポークスマンは、第1号機のメルトダウンについても、何となく奥歯に物が挟まったような言い方をしていた。真実を発表し国民に不安を与えてはいけないという配慮からではなく、隠せるものなら何とか隠したいという意識がありありと見える。

 

 そんな東電の態度を見ると、この危機を総意を集めて解決しなければならないという切迫感が伝わらず、できれば自社で解決したいと言うメンツのようなものしか感じられない。それでも先行き明るい見通しがあるのなら良いが、事態はますます悪い方向に進んでいるような印象しか受けないのだからどうしようもない。いずれにしても、メルトダウンによって生じている汚染水はいったいどこに溜まっているのか。

 

 どうも原子炉建屋の地下に溜まっているとの見方が高いが、第1号機の建屋内で、人が20秒浴びれば死に至るという2000ミリシーベルトの放射能が充満している現状ではそれを確認する術が見いだせない。加えて、第2、第3号機でもメルトダウンが発生しているとしたら、ますます、お手上げになりかねない。

 東電は、現在の全容を明らかにして、政府と連携し、場合によっては国際社会の手を借りるなど、この機に及んでメンツなど意識せず、危機感を前面に立てての実のある対応が必要だ。「関連:5月14日

 

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