パワハラ疑惑が掛かる兵庫県の斎藤元彦知事は県議会100条委員会などで懸命に弁明しているが、パワハラ、おねだりの事実は客観的にも言い逃れは困難のようだ。
しかも、通報者保護法違反が濃厚で、加えて通報者を処分し、処分された通報者が自殺するという最悪の事態を招いているのにもかかわらず、自らの処置の正当性を言い続けている。
そのため、県議会、県職員、県民が離反し、県政運営にも大きな支障を来している筈なのに、頑なな態度を変える様子を見せていない。
与党の自民党をはじめ68名の議員全員から辞任を求められているが、自らの道を進みたいと自説を貫いている。
県議会は、9月19日に不信任決議案を突き付けるようだが、恐らく斎藤氏は辞職しないで県議会解散を選ぶようだ
県議は、斎藤知事の不祥事のために、選挙を行わざるを得なくなるが、選挙後の県議会で再度の不信任決議案が可決されると、今度は否応なく辞職しなければならなくなる。
選挙には16億円の費用が掛かるようだ。斎藤氏はどうあがいても失職が必至なのに、いわば面子のために粘っている。それが県議、県民に負担を掛け16億円の公金を使うことにも全く悪いとは思っていないようだ。
客観的には、斎藤知事の行為は否定されているのにもかかわらず、思い違い、面子、悔しさなどで頑なな態度を続ける四面楚歌の斎藤知事は、これからの生涯をどのように生きようとしているのだろう。「関連:9月4日」
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