正さん日記

世の中思いにつれて

舛添氏の公金浪費は新党改革代表時代からか

2016-06-08 10:45:49 | 政治

 昨日の東京都議会で、与党の自民党、公明党、野党の共産党、民進党の代表が舛添要一知事に政治資金私的使用の内容について具体的に説明するよう求めたが、結局、舛添知事は謝罪一辺倒で約6時間をやり過ごした。

 政治資金規正法はその用途に制限がないため、幾ら私的使用をしても違法にならないので、舛添氏に限らず政治家の多くが少なからず私的使用をしているものと疑念を持つ。

 ただ、舛添知事の公金私的使用は調査依頼をした弁護士が指摘したように、細かいものを含め余りにも数が多く、極端に言えば彼の財布の中味は総て公金と言ってもおかしくないような感じだ。

 元々、舛添氏はケチの塊のような人物なのだろう。多分、日常生活でも自分の金は余り使わず、できれば人に金を出させることに徹してきたのではなかろうか。

 それが政治家になって自民党時代はどうか分からないが、政治資金が思うように使える立場の新党改革の代表になって、自分の金も公金も区別なく使ってきたのではないかと想定する。

 その延長がはからずも転げ込んできた東京都知事になってさらに何でも自由にできるため、国内外へ何回も大名旅行を行い、湯河原の別荘に公用車を何回も往復させることもできたのだろう。

 ただ、これらの公金の使用は舛添氏が何から何まで自分1人でやった分けではなく、周辺に命じてやらせたと思うので、彼の指示をう受けた周辺、例えば都の職員はすべてイエスマンを通したのだろうか。

 報道では、都の職員が知事に助言をしたが、舛添氏はこれをまったく受け入れなかったとのことだ。舛添氏も今になって慢心があったなど若い人間が言うようなことを言っているが、部下の提言を一蹴するような人物では指導者としても欠陥がある。

 まあ、舛添知事は自身を厚顔無恥などと他人事のように言っているが、よくあれだけ罵られる屈辱に耐えていられるかと思う。

 そんな人間だから、個人のものと公のものとの区別ができないのかも知れない。「関連:6月7日

 

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