しゃちくんは野良猫ブログ

30年以上前になりますが自分探しのためにバイクで日本一周。
そして今、会社を畳んで田舎暮らしの準備中です。

バリン~バリン~

2013-07-15 00:10:20 | ボランティア
冒頭の一文は関係する方への配慮から削除させていただきました。

また、これより下の文にも校正箇所がいくつか存在します。

読みにくいかと思いますがお許しを。。。


とりあえず「にゃんこはうす」へ届けるフードは準備してあるので

予定通り日曜日は福島に行くことにした。

実は私の自動車を届けてから一周年です。

明け方の3時はまだ真っ暗なのにクーラーで喉がやられて咳きこみ

そのまま目を覚ましたついでに早めに出発することにした。

猫にごはんをあげてから4時に出掛けた。

車内の外気温は矢板まで25℃以上を表示してたから

関東地方のほとんどが熱帯夜だったのでしょう。

時間が早いから連休中でも車が少なくて快適です。

6時前に那須高原SAで朝食を食べて8時には到着。



いつもの撮影場所で。気温22℃。

にゃんこはうすのスタッフさんと交わした言葉は

「まるで高原の朝って感じ♪東京はこの一週間熱帯夜続きだからうらやましい」

ありこさんは既に給餌に出掛けているそうです。

これといった仕事が無かったのでフードを車から下ろしたら

浪江町に入ってみることにした。

多紀さんとの会話から「おやじさん」の本名もこの時初めて知った。

「おやじさん」の自宅は浪江町の中にあるらしいから

突然訪問してびっくりさせちゃおう(笑)

でも住所も知らないし許可証も無いので大丈夫かな?

検問が無さそうな県道から侵入を試みた。

確か町界に「希望の牧場」があるはずだし…

県道もゲートで行き止まりになってました。

自分の無計画さに呆れていたらゲートの脇が牧場の入り口だったので

訪問してみた。

ゴミを燃やすボランティアさんと雑誌の取材で写真を撮影するカメラマン

雑談をしてると牧場の代表者の吉沢氏が来てくれました。

youtubeではいつも拝見してるから顔も声も知っている。

「決死救命!」で多くの牛を生かす活動には共鳴しているけど

もうひとつの顔は原発反対の活動家でもある。

カメラマンとの会話を横で聴いていた私。


ウィキペディアで調べると浪江町は昭和30年をピークに

人口が減り続け過疎対策として原発の誘致に一生懸命だった。

隣町の双葉と大熊にまたがるように立地する福島第一原発が

町の発展に大きく貢献しているからだが。

しかし福島第二原発は富岡と楢葉にまたがるように建設されて

今度は宇宙開発機構のロケット発射場を誘致するも

原発に近くて危険だからと却下された。

この頃から町は原発推進派と反対派に分裂して争うようになった。

そして念願の浪江町と南相馬市小高区にまたがるように計画された

原発建設は今年に入ってから白紙となったのである。

原発反対派は過疎対策として何も出来ないまま長い年月を送っていると思う。

近年、B級グルメの「浪江やきそば」で有名になったのと

津山地区にはDASH村があったのだが…


吉沢氏も「おやじさん」の事は知っているそうで

「家はすぐそこなんだけど国道6号のゲートで事情を話せば入れてくれるよ。

 その代り車のナンバーを控えられるけどな」

ぶっきらぼうだけど親切だよね。

話を聞いていたら嫌いでは無いタイプ。

ただし「脱原発」では福島は前に進めないのです。


国道6号から114号の交差点で一時停止し「入れてくれ!」と交渉。

帰還困難区域との境目にある「おやじさん」の家に行きたいのですが

「住所は?」と聞かれて地図で「この辺りだと思うんですが…」

「この先にもう一つゲートがあるから難しいかも知れませんけど」

グッドラック!と見送ってもらいました。

自分のいい加減さに呆れながらも捜したが見つけられず

終点の検問に到着してしまった。

朝知ったばかりの「○○さんの家を捜している」

「ああ、ここですね」と車の真横を指差し

「○○さんは今日は来ていないみたいですよ」と教わり。。。

なんだかこの日は不思議な力を持っている私(笑)


もうひとつのゲートでも同じように交渉して

浪江町の津波被害を視察しました。







3枚の写真はパノラマ的に撮影してある。

震災後のそのまま、片付けていないのが腹立たしい!!!

放射能の影響が心配だと言われそうだが線量計で計ると0.20μsv程度。

打ち上げられた漁船とかは重機を使用して細かいガレキはボランティアさんの

手作業で片付けているのが三陸の津波被害を受けた被災地です。

何もしないのは希望を捨てさせるためなのでしょうか?



舗装がえぐられて漁船と建物が転がっている。

そして今まで一部のブログでしか

見る事が出来なかった請戸小学校にも行った。



ここもそのまま手つかずの状態です。

部外者が近寄るのを拒み続ける福島浜通りwww

倒れたままの墓石くらい、直して欲しいですぞっ!

福島第一原発が見える双葉町の町界にあるバリケードでUターンし

南相馬市の県道12号で中通りに大きく迂回しなければ帰れないのも

とても腹立たしく感じる。

そんな事を考えていたら鹿島駅を通り過ぎて

にゃんこはうすに戻ってしまった(笑)

トイレだけ借りて誰にも会わずに去りました。

ここに通う目的を見失いかけてますが

ここに来たから福島に関わる事が出来ていると感謝してます。

また、多くの置き去り犬猫を救ってくれたみなさんの行動力にも

ものすごい影響を受けました。

私も色々と考えている事がありますがまたいずれ書きたい。

8時30分~12時30分まで浪江町の視察に費やしてたみたい。


混雑が予想される東北道を避けて磐越道の三春ICから帰る。

阿武隈高原SAで遅い昼食。



福島から茨城北部は最高気温が30℃に届かなかったが

土浦辺りから35℃の猛暑の地域に戻っていた。。。

小菅JCTで空が真っ暗になり土砂降りになった途端

気温は35℃から一気に30℃に下がりそのまま25℃まで下がる。

いつまでも稲光が光っている。

バリンバリン











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3 コメント

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Unknown (junko)
2013-07-16 22:19:48
はじめまして

今回しゃちさんのブログを拝見して、やっと一般の人は立ち入ってはいけない区域への入り方がわかりました~
他の動物ボラさん達は、自分たちの今後の為と仲間の為に、入り方とか、具体的には絶対に書かないですよね。
だから、わかならかったんです。
でも、これで私にも入ることができる!とわかったし、知り合いにも入りたがっていた人が結構いるので、拡散させていただきますね。
ありがとうございます。

あと、にゃんこはうすへは、アポ無で行かれたのですか?
普通、というか、一般的には団体とかへボラに行くとき、代表者の方か、団体へ直接連絡してから、行きますよね?毎週行っている人だって、連絡してますよ~。そうしないと、一日の予定が立てられないですからね。しゃちさんは、アポ無で行ってしまうなんて、すごいですね~。

また、チョクチョク拝見させていただきますね。
それでは。
返信する
junkoさんへ (しゃちくん)
2013-07-16 23:06:59
私の書き方によっては動物ボランティアさんに迷惑がかかると指摘されることがあります。

現在でも一時帰宅目的で許可証を持たないと入る事は出来ないのが表向きなので注意してくださいね。
出る時はずーっとパトカーが後ろに張り付いてました。

同じ日本の中にこんな場所が存在するのが不思議です。

ちなみに私は給餌やレスキューには参加しておりません。キャットフードを届けながらお手伝いすることがあれば雑用係りをする程度の存在です。
返信する
Unknown (junko)
2013-07-17 08:04:02
動物ボラさんに迷惑がかかることがわかっていて、書いているんですか???
にゃんこはうすに行かれているようだから、動物ボラサイドかと思っていましたが、反対側の人間なんですね。

あと、気付いたんですが、おやじさんの名前や住所、当日まで知らなかった←おやじさんは、そこまでは・・・と思っていた・・・のに、名前出して立ち入って、突然訪問。
しかも、この書き方だと、住所わかりますよ。
これって、個人情報保護の観点から、どうなんでしょう・・・?
それともおやじさんは住所公表している方なんですか?というより、書かれていること、おやじさん知ってます?
いくら個人のブログでも、プライバシーの問題は気を付けないといけないですよね。

なんか、わんこの捜索にも行かれたみたいですけど、その方の住所も現在ご存じないようですが、しゃちさん、今回みたいに自力で調べて、公表しちゃいそうですね・・・
相手の方のこと、考えてあげてくださいね。
返信する

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