山形の従兄弟たちもみんな兼業農家です。
米農家だけでは食べて行けませんからね。
昔、米が余ったからと減反政策を実施して一農家が作ることのできる
米の量が制限されてからは採算が合わずに離農する方が増えました。
国が生産者米価を設定するので米作農家の生活は厳しいまま。
また、この2年程猛暑の影響で米の品質が落ちて一等米が極端に少ないのが
米の高騰に繋がったと聞いた。
私も畑の作物が2年続けて全滅しました。
猛暑と熱帯夜が60日も続くと枝豆やトウモロコシは生育途中で枯れてしまうのです。
茂原の家のお隣の農家のご主人が言ってましたが
「米の高騰でようやく採算がとれるようになった」そうです。
ネットやテレビで伝える米の高騰は消費者目線でしかなく
生産者はもう30年以上収入が増えていないのですから…
以前、千葉県と茨城県の県境を流れる利根川を跨いで米作りをする農家さんが居て
県内で作ることのできる米の生産枠も2つの県合わせて作れば採算が合うらしい。
下の記事を読んで分かることだが農水省の役人も
実際に自分でお米を作る研修を受けるべきだよね。
現場を知らない役人が耕作面積を制限したり(減反政策)
生産者米価を設定したり 日本の農業をぶっ壊す張本人ではないか?!
《コメ高騰》「転売ヤーが原因」は間違い...?備蓄米放出後も《最高値更新》で「話が違う」の声殺到、「犯人不明の米騒動」の謎
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備蓄米の放出は始まったのに…
長引く「令和の米騒動」を受けて、政府はついに備蓄米の放出という切り札に手をつけた。まずは14万トンの備蓄米を対象に入札が行われ、3月18日には落札された備蓄米の引き渡しも始まった。 【マンガ】工事現場の「交通誘導員」はいくら稼げる? 驚きの最高月収 前回の記事『【コメ高騰】切り札《備蓄米放出》が決定したが…「転売ヤー」も続々参入『マネーゲーム化』を防げなかった「政府の失策」』にて、筆者は備蓄米の放出が決定した以上、「これ以上に米価が上がるとは考えづらい」と説明した。しかし、恥ずかしながら、その目論見は見事に外れている。
最高値を更新し続ける米価
備蓄米の放出決定後も、米価は上昇の一途をたどっている。JAなどの集荷業者と卸売業者の取引価格にあたる相対取引価格は過去最高を更新し続け、2月には60kgあたり2万6485円(2024年産米)を記録した。昨年同時期に2023年産米が1万5303円だったことと比べると、実に70%以上の高騰幅だ。 この状況に対し、SNSなどでは「話が違う」という声が多く上がっている。事前の見立てでは、備蓄米の放出が決まれば、米価がこれ以上高くなる可能性は低いという予測が支配的だった。 卸売業者からは「スーパーの店頭で10kg入りの袋が売れなくなってきている」という声も上がっており、消費者のコメ離れに拍車がかかることへの警戒感も高まっている。 もっとも、備蓄米は引き渡しが始まったばかりで、まだ一般に広く流通する状況には至っていない。実際、江藤拓農水相も「備蓄米の価格はまだ米価に反映されていない」と述べ、今後の動向を注視する構えを見せている。
「業者悪玉論」は正しかったのか
だが、“備蓄米放出”という政府の英断が、思ったような効果を見せていないことは間違いない。 というのも、これまで農水省は「一部のブローカー的な業者による、売り惜しみといった投機的な行為が米価高騰の原因」と分析してきた。米が空前の高値相場となるなか、さらなる高騰を期待した業者が米を抱えこみ、流通をストップさせていることが理由だと考えられてきたのだ。 そこで、政府が大量の備蓄米を放出して相場の下落を引き起こせば、これまで売り惜しみしてきた業者から米が出回り始め、流通の目詰まりが解消できる。農水省の狙いはここにあった。 さらにいえば、備蓄米の流通が始まる前にも米価は下落に転じるはずだった。米を抱え込んでいる業者は、備蓄米が出回って相場が下がる前に売りさばこうと考えるはずだからだ。 しかし、現実はそうならなかった。備蓄米の放出が決まった後も、何食わぬ顔で米価のグラフは上がり続けたのだ。「一部の業者が米をため込んでいる」という、政府が示してきた分析結果が実は間違っていたという可能性が色濃くなってきた。