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しゃちくんは野良猫ブログ

30年以上前になりますが自分探しのためにバイクで日本一周。
そして今、会社を畳んで田舎暮らしの準備中です。

堵殺場

2010-03-19 07:42:15 | 主張
 タイトルの漢字が間違っていそうかな?

 とさつばと漢字変換が出来ないし使われない漢字なのでしょうか。

 牛や豚を食べる為には殺す場所が存在している筈なのに・・・


 昔、伯父さんが仕事先で牛のに行ったそうです。

 屈強な男たちが手にした丸太で牛の頭を叩き割る。

 後ろの牛たちがそれを見ている。

 食肉に加工される前にはこの作業は必要なのですが・・・

 
 幾らきれいな言葉を使おうが、動物を殺して食べる人間は世界共通です。

 日本でも畜産などを仕事にしている人たちを差別していた時代がある。

 おいしくいただく牛肉や豚肉、鶏肉もみんな生き物。

 鯨やイルカだって同じ生き物。


 アカデミー賞を受賞した映画「ザ・コーブ」が日本でも上映されるそう。

 イルカ漁をそのままテレビで放映するのであれば「へ~、こんな漁もあるんだ」くらいに観てしまうだろう。

 それを「残酷だ!」「けしからん!」という視点で制作された映画として観たらまったく違うとらえ方をするのが普通でしょう?

 伝統的に行われている漁だ!では説得力に欠けるかもしれない。

 今朝の産経抄を読んでの感想です。


 知り合いの大工さんは秋田県の出身。

 若い頃は犬を食べていたそうです。

 近所のメス犬を山に放すとオス犬を数頭連れて帰るそうです。

 その中から赤犬を選んで食べる。


 自衛隊の演習では、野山を移動する訓練では食料を現地調達しなくてはならない。

 くーんくーんとすり寄った犬も「生きるためには食べる」そう。


 それらの話を聞いて残酷だと感じるか、仕方ないと感じるかは人によって違う。

 どちらかが正しくてどちらかが間違っているなんて議論は平行線をたどる。

 世の中にはそんな考え方の違いがたくさんあります。
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