しゃちくんは野良猫ブログ

30年以上前になりますが自分探しのためにバイクで日本一周。
そして今、会社を畳んで田舎暮らしの準備中です。

私は希望を持ち続けてますよ!

2013-05-12 00:10:20 | 主張

政府の原子力災害対策本部は5月28日午前0時より

双葉町の警戒区域を解除すると発表した。

これにより原発周辺の9市町村に設定されていた

警戒区域はすべて解除されることになる。

 

連休明けに発表されたこのニュースに私はどれだけ喜んだだろうか。

もちろん警戒解除されたからと言ってすぐに住む事は出来ません。

「避難指示解除準備区域」と「帰還困難区域」とに再編されて

帰宅する準備をする地域と永久に戻れない地域に分かれている。

 

昨年の4月に南相馬市小高区が、8月には楢葉町が警戒解除され

私も自分の目で確かめて記事にも書いております。

放射能汚染とは目に見えないし強烈な臭いがある訳でも無く

ただ線量計の数値だけで危険だと判断しているのが実情です。

何度も書いている事だが警戒区域の入り口では警察による検問があり

許可証が無い私は中に入ることが出来なかったけど

検問の向こう側と自分が立っている場所にどれほど差があるのかが

疑問に感じていた。空気で繋がっているからね。

 

警戒解除とは全国の警察の応援を受けて検問を張っていた

立ち入り禁止の規制が解除され地元の行政判断に任せたということかな?

先月から浪江町や富岡町も警戒解除されて帰宅準備を始めた方も多い。

これまで家に戻っての生活が絶望的だった地域が僅か2年で

さあ、いずれ戻る準備を始めて下さい!とは何事なんでしょうか?

 

私は初めから菅総理による原発を停止させるための仕組まれた嘘だと疑い

福島は避難する必要が無いと信じている。

左翼思想は残酷だと言ったのは希望が見いだせないからです。

先日もにゃんこはうすの帰り道、飯館村を通過した時に

道路沿いに「日本未来の党」の看板を見かけたけど昨年の衆院選では

公認候補第1号はよど号事件実行犯の田宮被告の息子です。

嘉田代表は福島をどうするつもりだったのだろうか?

置き去りにされた動物達はまるでアウシュビッツの収容所みたいな

絶望的な状況に置かれてしまった。

無事に再会出来た飼い主さんは中国残留孤児の親みたいに

すまない気持ちでいっぱいだろう…

 

こんな駄文の次に紹介しては申し訳ないのですが

ブログ「ねこさま王国」さんの感動的な記事を読んでいただけませんか。

チビちゃんの再会

双葉町で生き別れた猫と飼い主さんの実話です。

制限の多い一時帰宅で怯えている猫の保護は難しいのです。

この2年以上もの間生きていられたのはボランティアさんによる給餌があったからなのでしょうか?

私も読んでいて奇跡としか思えないほど驚いてます。

しかもそんな場所で鼻歌交じりで雑用係をしている自分が居て

後日、ブログで読んで初めて知り腰を抜かす位にびっくりしたり(-_-;)

やっぱり福島で動物のレスキューをしている方達はすごい!

もっともっと知って欲しい事実だし、幅広い支援を呼び掛けたいです。

 

最後に。

これまで被曝の影響と思われる???動物の写真を掲載して

福島に置き去りになった動物たちの誤解を招いているサイトの

閉鎖を求めます!

個人的に原発が嫌いだからという理由だけで多くの住民が苦しみ

多くの動物を死に追いやる情報の発信は犯罪ですよ。

いずれ本当の事を検証する日が来る。

きっと数日間で終わるだろうとペットを残して避難した住民たちが

やがて帰れないと知った時の絶望感、

ペットが餓死してしまうだろうと焦燥感と罪悪感が入り交じり

室内に白骨化した猫が居る自宅に誰が帰ろうとするだろうか。

避難指示から2年で警戒解除され

あと2年もすれば「もう安全ですよ」と言われたとしても

元の生活には戻れないでしょう。

「一体何の為の避難生活だったのだろう?」と後悔しないためにも

「元々避難する必要は無かったのだ」と前向きに考えて

復興を前に進める方が建設的で私は好きです。

まだまだ少数派の考え方ではあるがいずれ本当の事がわかるはず。

私は福島に希望を持ち続けておりますよ!

 

コメント
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