TRANS.Bizより「色即是空」の意味とは?『般若心経』の解釈と使い方・例文も を紹介します。
目次です。
- 1 「色即是空」の意味とは?
- 1.1 「色即是空」とは「物質的現象は実体がない」という意味
- 1.2 「色即是空」は仏教の経典『般若心経』に書かれた一節
- 1.3 サンスクリット語で「色」は「ルーパ」、「空」は「シューニヤター」
- 2 『般若心経』から「色即是空」の思想をわかりやすく解説
- 2.1 『般若心経』は約270文字で「空」の思想を説く
- 2.2 「色即是空」の前後を含めた漢訳原文と現代語訳を紹介
- 2.3 『般若心経』の目的は「真言(マントラ)」の功徳を伝えること
- 3 「色即是空」の類語と例文を紹介
- 3.1 「色即是空」の類語は「色不異空」
- 3.2 「色即是空」と「諸行無常」は似て非なる概念
- 3.3 「色即是空」の使い方と例文
- 4 まとめ
「色即是空」をテーマにすること自体、すばらしい。
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今回も秀逸です!
まとめを紹介します。
「色即是空」とは、大乗仏教の経典『般若心経』に書かれた言葉で、「物質的現象は実体がない」「世界のすべては実体がない」という意味の概念を表しています。
といっても、世界には何の意味もない、というニヒリズムではありません。苦しみも、迷いも、死も存在しない、ゆえに恐れるものは一切ないことを知り、悟りの境地へいたるための智慧として書かれた言葉です。