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「カント」の人物像とは?名言や思想・著書『純粋理性批判』も解説

2020-02-13 06:15:00 | 哲学の窓
TRANS.Bizより 「カント」の人物像とは?名言や思想・著書『純粋理性批判』も解説を紹介します。


目次です。
1 「カント」とはどんな人物か
1.1 カントは大学教授として教壇に立ちながら執筆活動を行った
1.2 カントは生涯をケーニヒスベルクで過ごした
2 「カント」の『純粋理性批判』とは何を意味するのか
2.1 『純粋理性批判』はそれまでの形而上学に対する批判
2.2 形而上学を道徳的世界観として解釈し直した
2.3 『純粋理性批判』はコペルニクス的転回
2.4 「ア・プリオリな総合判断」が学問的認識の本性であると提示
3 「カント」の名言を紹介
4 「カント」の著書とは?
4.1 「カントの三大批判書」
4.2 『純粋理性批判』(第一批判)
4.3 『実践理性批判』(第二批判)
4.4 『判断力批判』(第三批判)
4.5 『人倫の形而上学の基礎づけ』
4.6 『人倫の形而上学』
4.7 『プロレゴーメナ』
5 まとめ
  
カントは、学生時代に卒論の対象にしようと考えていた人です。
結局はやめたのですが、そのために、このブログでも何回も登場しています。
白坂先生の動画だけでも・・・

哲学入門24 カント 道徳法則
哲学入門25 カント 名言

そしてヘーゲルへと受け継がれます。

まとめを紹介します。
 カントの著書『純粋理性批判』は難解ですが、同時に最も有名な書でもあるため、カント入門を『純粋理性批判』から始めてしまい、挫折することも多いようです。カント哲学入門としては、『道徳形而上学の基礎づけ』と『プロレゴーメナ』がおすすめです。

またカントは、そのマニアック的に難解な著書の特徴から、孤独で人付き合いが悪い人物という印象を持たれがちですが、実際には友人に恵まれ、快活で社交的な人物でした。職業的哲学者として経済的にも成功しており、その長い生涯を哲学と共に謳歌したのではないでしょうか。

 晩年におそらく認知症を患ったカントの最後の言葉は、砂糖水で薄めたワインを飲ませてもらい「Es ist gut」(これはよい)だったということはよく知られています。

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