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「円空」とはどんな人物?彫刻作品の特徴や木喰との違いも解説

2020-02-10 06:15:51 | 宗教の窓
TRANS.Bizより 「円空」とはどんな人物?彫刻作品の特徴や木喰との違いも解説を紹介します。


目次です。
1 円空の生涯とは?
1.1 円空は幼い頃に母を洪水で亡くし出家した
1.2 円空は白山信仰の修行者だった
1.3 円空は「造仏聖」として諸国を遊行した
1.4 円空は十二万体の仏像を作る大願を発した
1.5 円空は断食をして即身仏となった
2 「円空仏」彫刻の特徴とは?
2.1 円空は三角柱の一木から仏を彫った
2.2 円空様式の仏の形が始まったのは北海道
2.3 『大般若経』の修復が自由な作風への転機となった
3 「円空」と「木喰」の違いとは?
3.1 円空は17世紀に木喰は18世紀に諸国を遊行した
3.2 円空は自然の形を生かし、木喰は微笑を浮かべた温和な作風
4 まとめ
  

まとめを紹介します。
円空は幼い頃に洪水によって母を亡くし、出家してからは修験道の荒行を積むなどして修行し、30代から造仏聖となって、全国を遊行しました。最後は十二万体造仏の悲願を達成し、母の眠る長谷川の地に即身仏となって入定しました。驚くべきスピードで仏像を彫り上げたその力の根源は、母への鎮魂であったのでしょうか。

 円空の仏像は、各地のお寺などに祀られているものは拝観できないものがほとんどですが、一部は公共機関や寺院で公開されています。岐阜県には円空仏を拝観できる寺社や美術館などの施設が多数ありますので、検索してみてください。 

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