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「ホッブズ」の思想とは?ロックとの考え方の違いや名言も解説

2020-02-14 06:15:40 | 哲学の窓
TRANS.Bizより「ホッブズ」の思想とは?ロックとの考え方の違いや名言も解説 を紹介します。


目次です。
1 「ホッブズ」とは?
1.1 「宗教戦争」の中で「恐怖との双生児」として生まれた
1.2 ピューリタン革命の中で『リヴァイアサン』を発表
1.3 晩年は「リヴァイアサン狩り」が行われた
2 「ホッブズ」の思想・考え方とは
2.1 ホッブズの思想の原点は「万人の万人に対する戦い」
2.2 ホッブズの思想は「社会契約論」
2.3 「ホッブズ」と「ロック」2人の考え方の違いとは
3 「ホッブズ」の著書を紹介
3.1 『哲学原本』
3.2 『リヴァイアサン』
3.3 『ビヒモス』
4 主著『リヴァイアサン』を紹介
4.1 「リヴァイアサン」は怪物の名前
4.2 『リヴァイアサン』の構成
4.3 『リヴァイアサン』の論理展開
5 「ホッブズ」の名言を紹介
6 まとめ
  
ホッブスはいわゆる性悪説的視点です。
個人は「自然権(自己保存権)」を持っており、そのままでは人々は「万人の万人に対する戦争」という殺し合いになる。
だからルールが必要。
互いの権利の保障のために国家というルールをつくり権力を与え、それに従うことで秩序が維持される。
彼の『リヴァイアサン』(Leviathan)は、その後の絶対王政の根拠になりました。

まとめを紹介します。
ホッブズの生れたイングランドを含め、17世紀のヨーロッパは戦争と内乱の時代でした。同じキリスト教の神への信仰のために憎しみ合い、殺し合う世の中への危機感から、「万人の万人に対する戦い」という言葉が生まれました。

 ホッブズの「人間にとってもっとも重要なのは生存する権利である」ことを前提とした国家論は、ヨーロッパの歴史の転換点の中、ホッブズの格闘によって生み出されたものだったのです。 

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