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「菜根譚」とは?言葉の意味や本の内容を解説!作者も紹介

2020-01-14 06:15:59 | 哲学の窓
TRANS.Bizより「菜根譚」とは?言葉の意味や本の内容を解説!作者も紹介 を紹介します。


 ここから https://biz.trans-suite.jp/7528

目次です。
1 「菜根譚」とは?
 1.1 「菜根譚」の意味は「常に菜根を咬めば百事がなせる」
 1.2 「菜根譚」の作者は明の時代の「洪自誠(こうじせい)」
 1.3 「菜根譚」の内容は処世訓
 1.4 「菜根譚」の特徴は「儒教・仏教・道教」の融合思想

2 「菜根譚」の名言を紹介

3 日本への伝来と広がり
 3.1 江戸時代に伝わり、明治から現在まで解説書が数多く出版される
 3.2 禅宗では仏典に準ずる扱いとなる
 3.3 各界のリーダーの座右の書となる

4 まとめ


人は常に菜根(野菜の根)をよく咬んでいれば、あらゆる事はなしとげられる。

野菜の根は堅くて筋が多いけれど、それを苦にせずよく咬めば、世の中の真の味を理解できるという意味です。
味わい深いですね。

戦乱であれていた中国の明代末期に、「何を信じて生きていけばいいのか」不安を抱えている人に向けて書かれまた、いわば処世訓。「名言集」です。

その根底には、「中庸」、並びに「三教(仏教・儒教・道教)」を融合させており、よりよく生きるという考え方を教えてくれます。


まとめを紹介します。
「菜根譚」は、醜い政争の中で辛酸をなめる経験をし、やがて達観の境地に至った元官僚の洪自誠が、その経験から導き出した、現実に沿った処世訓です。堅い野菜の根も咬み続ければ多くのことがなしとげられるという「菜根譚」の命名には、逆境を乗り越えてこそ人の真の姿が表れるという洪自誠の思いがあったように思います。

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