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「ゲシュタルト」の意味とは?語源や使い方の例文も解説

2020-03-12 06:15:46 | 哲学の窓
TRANS.Bizより「ゲシュタルト」の意味とは?語源や使い方の例文も解説 を紹介します。


目次です。
  • 1 「ゲシュタルト」の意味と語源とは?
    • 1.1 ゲシュタルトの意味は「全体的なまとまり」
    • 1.2 ゲシュタルトの語源はドイツ語の「Gestalt」
  • 2 「ゲシュタルト」の使い方と例文
    • 2.1 「ゲシュタルト崩壊」とは「まとまりの認識が崩壊すること」
    • 2.2 「ゲシュタルトの法則」とは「視覚認知の法則のこと」
    • 2.3 「ゲシュタルト」を使った例文
  • 3 「ゲシュタルト心理学」とは?
    • 3.1 ゲシュタルト心理学は20世紀初頭に創始された
    • 3.2 ゲシュタルト心理学の原理は「部分の総和は全体とは異なる」
  • 4 「ゲシュタルト療法(ゲシュタルトセラピー)」とは?
    • 4.1 「ゲシュタルト療法」とはゲシュタルト心理学をベースにした心理療法
    • 4.2 「今ここでの気づきを得る」実存主義哲学がベースにある
    • 4.3 ゲシュタルト療法の思想:「ゲシュタルトの祈り」
  • 5 まとめ
「ゲシュタルト」:いかにもドイツ語です。
Gestalt 英語のGeneral に似ています。
意味も似ていて、緊密なまとまりと相互関連性を帯びた全体としての構造を意味します。
要素に分解しようとすれば直ちにこの構造は失われ,要素は要素としての意味をもたなくなると考えるのです。
「親」は全体を見ると「父や母」であり「したしい」という意味が見えてきます。
しかし、「立」「木」「見」からは、「父や母」「したしい」という意味は失われます。
そんなイメージです。

ゲシュタルト学派は、それまで、構成心理学の強い要素主義に反対して、1910年代から生まれた一つの流れです。すべての心理現象はゲシュタルトとしての特性を備えていることを強調しました。

まとめを紹介します。
「ゲシュタルト」はドイツ語を語源とする言葉で、ゲシュタルト心理学の心理学用語として使われています。ゲシュタルト心理学における「ゲシュタルト」の意味は、「全体的なまとまり」です。全体的なまとまりの認知が崩れることを「ゲシュタルト崩壊」といいます。
漢字を見つめていると構成がばらばらに見えてくることを漢字のゲシュタルト崩壊と言いますが、精神的に不安定になって気持ちがまとまらないような場合にも「ゲシュタルト崩壊」と表現することがあります。

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