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「ルソー」の思想とは?『社会契約論』『エミール』や名言も紹介

2020-02-20 06:15:09 | 哲学の窓
TRANS.Bizより 「ルソー」の思想とは?『社会契約論』『エミール』や名言も紹介を紹介します。


目次です。

1 「ルソー」の生涯とは?
1.1 ルソーの生涯はフランス18世紀の啓蒙思想の時代と重なる
1.2 ルソーは独学で知識を身につけた
1.3 ルソーの言葉がフランス革命のスローガンとなった
2 「ルソー」の主著を紹介
2.1 『社会契約論』(1762年)
2.2 『エミール』(1762年)
2.3 「自伝三部作」:『告白』『ルソー、ジャン=ジャックを裁くー対話』『孤独な散歩者の夢想』
3 「ルソー」の名言を紹介
4 まとめ
  
フランスの作家,思想家です。
本人はどう思うかはわかりませんが、本人の思い以上に世界に大きな影響を与えたのがルソーです。
もちろん、利用されたという見方もできますが、それにしても時代を超えた先見性をもった天才でした。
思想界だけでなく、政治、教育、文学、音楽などの分野において、根本的な価値転換を起こし、近代思想、近代世界に多きな影響を与えました。

まとめを紹介します。
ルソーの思索は多岐にわたり、政治哲学や教育論の他にも思想小説や自伝小説、また音楽論なども著しました。それらの思索の根底にあったものは道徳への関心でした。ルソーは政治と道徳を同事に扱わなければそのどちらについても理解できないだろう、と書いています。

また、ルソーの思想を表す言葉として「自然へ帰れ」というスローガンが紹介されることがありますが、ルソー自身はそのような言葉を言っておらず、思想としても持っていませんでした。さらにルソーはフランス革命の精神的基盤とされていますが、ルソー自身が革命を提唱したりフランスの政治に関与したこともなかったようです。

 波乱に満ちた生涯の中、天才的な業績を残した実際のルソーその人を知るには、孤独を強いられた晩年の著作である『孤独な散歩者の夢想』をおすすめします 

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