今のイスラエルについて、トルコのエルドアン大統領は「テロ国家」と呼びましたが、パレスチナ人ジェノサイド(民族絶滅)による犠牲者は1万5500人を超え(その多くは女性と子ども)、その歴史上まれにみる残虐な戦争犯罪に、世界中で怒りが広がっています。
(CNNニュース)
イスラエル軍、難民キャンプを連日空爆 泣きながら父を探す子どもの姿も
イスラエル軍、難民キャンプを連日空爆 泣きながら父を探す子どもの姿も
イスラエル軍は3日、パレスチナ自治区ガザ地区のジャバリヤ難民キャンプを再び空爆した。パレスチナの通信社WAFAなどが伝えた。
CNN.co.jp
イスラエル軍は3日、パレスチナ自治区ガザ地区のジャバリヤ難民キャンプを再び空爆した。パレスチナの通信社WAFAなどが伝えた。
CNNが入手した映像には、3日の空爆後、巨大な煙が立ち上る様子が映っている。この映像は現場で撮影されたことが確認されている。
ロイター通信が公開した別の映像には、幼い2人の男の子が泣きながらがれきをかき分けて、必死で父親ときょうだいを探す様子が映っていた。
父親ときょうだいは3日のジャバリヤ難民キャンプ空爆で行方が分からなくなったといい、男の子は「お父さんが殺された」と泣きじゃくっていた。
(CNNニュースより)
ガザにいる71歳の母は家族をのみこんだがれきを見つめている
ガザにいる71歳の母は家族をのみこんだがれきを見つめている
これは現実なのか。
CNN.co.jp
弟のマジェド。その妻のサファア。2人の子どものリマン18歳、シワル13歳、アリ7歳……。
そして9歳のオマルは、サッカー選手になるのが夢だった。
6人全員、私の家族たち。
逝ってしまった。
午前5時、発表された休戦が発効する2時間前。イスラエルの空爆で、私の愛する者たちと愛猫の「ラッキー」が、ベッドで寝ていたところを殺された。眠っていたか、うとうとしていたところへ、過去45日間、(パレスチナ自治区)ガザで一家を守ってくれていたドアと天井を、砲弾が突き抜けた。かつて安全を約束してくれた壁が崩れ落ち、彼らの体を何トンものがれきの下敷きにした。
オマルの遺体だけが、爆発現場から20メートル離れた場所で見つかった。発見されるという「幸運」を経て、サッカー選手を夢見た少年は、慌ただしく埋葬された。
残る家族はまだ収容されないまま横たわり、71歳の私の母はがれきの前で、優しく愛しい我が子の死を嘆き悲しんでいる。母は付近をうろつく飢えた野良犬から彼らの遺体を守りたいと願う。自分の息子とその妻と、大切な子どもたちの神聖さが汚されることを恐れて。
(中央日報記事)
イスラエルの戦闘機空襲に…世界的物理学者、家族と共に死去
イスラエルの戦闘機空襲に…世界的物理学者、家族と共に死去
ガザ地区最大の大学の学長を歴任した著名な物理学者がイスラエルの空襲によって家族と一緒に亡くなったとパレスチナ高等教育部が明らかにした。
2日(現地時間)、米国日刊ニューヨーク・タイムズ(NYT)によると、ガザ・イスラム大学の学長を務め、光学分野に多くの著述を残した学者Sofyan Taya教授がこの日イスラエル戦闘機による空襲で亡くなった。一緒に亡くなった家族の身元は公開されなかった。
Google(グーグル)学者ページによると、Taya教授は2021年と2022年スタンフォード大学が選んだ世界で最も多く引用された科学者リストのうち光学分野に掲載された。
(ANNニュースより)
戦闘による負傷者らの治療を続け、ガザの病院に最後まで残り、自らも犠牲になった医師に世界から称賛の声が集まっています。
ハマム・アロー医師(36):「この病院から電気が遮断されれば、患者たちは必ず死ぬことになります。人工呼吸機を付けている患者は数分で亡くなるでしょう」
アメリカの報道番組の電話中継で惨状を訴えていたのは、ガザ地区最大のシファ病院で治療にあたっていたハマム・アロー医師です。
ガザ地区で数少ない、腎臓の専門医として空爆を受ける状況のなか、最後まで病院に残ることを決めたといいます。
「デモクラシー・ナウ!」エイミー・グッドマンさん:「なぜ、家族と一緒に避難しないんですか?」
ハマム・アロー医師:「私が避難したら誰が患者を治療するんですか。自分の人生のためだけに、私は14年も学校に通ったわけではありません。私が医者になった理由はそうではありません」
取材が行われた時、シファ病院はまだイスラエル軍によって占領されていなかったものの、周辺への激しい空爆で大勢の負傷者らが運び込まれていました。
ハマム・アロー医師:「欧米社会は人道主義や人権を大事にしているふりをしているだけだと思う。どうか、それが『違う』ことを証明するために行動して下さい」
「デモクラシー・ナウ!」エイミー・グッドマンさん:「ガザにいるアロー医師に話を聞きました。どうぞ、ご無事で」
ハマム・アロー医師:「無事でいられるよう、一緒に願いましょう。ありがとうございました」
しかし、この取材の10日後、アロー医師は自宅で空爆を受け、親族ら3人とともに亡くなったということです。
妻と子ども2人の安否は分かっていません。
アロー医師が亡くなったことが伝えられると、世界各地から「医師の鑑(かがみ)のような人だった」「英雄のように生き、英雄として亡くなった」と早すぎるその死を悼む声が届けられています。
(中央日報の記事より)
イスラエル軍、自国の民間人を射殺…「ハマス武装隊員と誤認」
イスラエル国防軍が自国の民間人をハマス武装隊員と誤認して射殺する事件が起きた。エルサレムでハマス武装隊員が出勤途中の市民を対象にした銃撃テロを行い、これに対してイスラエル民間人が銃器で対抗しているときにこのような事件が発生した。
3日(現地時間)、AP通信などによると、先月30日にエルサレム郊外のバス停留場でパレスチナ武装組織ハマスの武装隊員が銃器を乱射したが、弁護士のキャッスルマンさん(38)が所持していた拳銃で彼らに反撃したところイスラエル国防軍によって射殺された。
ソーシャルメディアの映像などによると、この日午前ハマス武装隊員はバス停留場に車を止めて降り立ち、市民に向けて銃を乱射した。武装隊員が銃を撃って車に再び乗り込むのを見たキャッスルマンさんは拳銃で彼らに何回射撃を加えた。
その間に武装隊員が乗った車両の反対側から軍服姿の軍人も射撃を始めた。するとキャッスルマンさんは軍人に対して武装隊員と誤認される可能性があると思い、拳銃を遠くに投げてひざまずいた後、上着の前の部分を広く開けた。「自殺爆弾チョッキがない」ことを示すためだった。そして両手を上げて「降参」の意思を示したが、イスラエル国防軍の銃に撃たれて亡くなってしまった。
(共同通信のyou tube動画)
アラブ首長国連邦(UAE)ドバイで開催中の国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)の会場で3日、市民団体代表らが集会を開き、亡くなった子どもたちの名前を読み上げてイスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの攻撃を非難した。参加者約200人は「今すぐ停戦して占領者は撤退しろ」とイスラエルに要求した。
爆撃されているこの町に夫と子どもたちが住んでいます。でも今は何も情報がない
(ハンユニスの人口密集地帯に北部からの避難民も集中している。そこを爆撃するイスラエル。この町に夫と子どもたちが住んでいます。でも今は何も情報がない!と涙で訴えるガザ出身の女性)
言葉がわからなくても胸にしみる曲。فلسطين بلادي(ファラスティーン ビラディ「バラード パレスチナ」)
(ブログ「住みたい習志野」のパレスチナ関連記事は、以下でご覧になれます。)
「パレスチナ」のブログ記事一覧-住みたい習志野
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