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土用の丑の日

2014-07-29 17:41:57 | ブログ

今日は土用の丑の日。皆さんうなぎを食べましたか?

ところで『土用』とはどういうものなのでしょう。

基本的には土用とは四立(立春、立夏、立秋、立冬)の前、

約18日の期間のことを言います。 すなわち

立春(2/3または2/4または2/5)の前約18日間:1/172/3
立夏(5/4または5/5または5/6)の前約18日間:4/175/4
立秋(8/6または8/7または8/8)の前約18日間:7/208/6
立冬(11/6または11/7または11/8)の前約18日間:10/2011/6
 

と、土用は季節の変わり目にあたるのです。

この土用というのは、五行で定められた暦で、

木:春
火:夏
土:季節の変わり目
金:秋
水:冬 

このような季節の象徴となっています。

そして『丑の日』とは、

十二支の「子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、兎(う)・・・」の

丑のことを言います。

この十二支は、『今年の干支』というように、

年を数えるときに使われるだけでなく、 

方角や、月、そして日にちを数えるのにも使われるのです。

つまり、約18日間の『土用』の期間のうち、 

12日周期で割り当てられている十二支が『丑の日』の日が、 

『土用丑の日』なのです。

つまり、立秋前、夏の土用丑の日は、18日/12周期となるので1.57回ありますので

1年で2回『土用丑の日』が来る年もあるんですね。

そして何故『土用丑の日』にうなぎを食べる習慣ができたのか? 

その由来はいろいろありますが、

江戸時代、うなぎ屋がうなぎが売れないで困っていることを、

平賀源内に相談し、この時の、 

本日丑の日という張り紙を店に貼る」 

という平賀源内の発案が功を奏し、うなぎ屋は大繁盛になったのです。

ちなみに、これがヒットした背景に、当時は、 

「丑の日にちなんで、から始まる食べ物を食べると夏負けしない」 

という風習があったそうです。

これを他のうなぎ屋もこぞって真似するようになり、 

次第に「土用丑の日はうなぎの日」という風習が定着したようです。

土用丑の日は本来、春夏秋冬4季にわたってあります。

なのに、現在うなぎを食べる習慣があるのは、『夏の土用丑の日』だけですね。

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