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熱中症について

2014-07-29 08:37:41 | 障害・病気・治療

最近、熱中症で亡くなっている方もいるとニュースで話題にもなっているので、

今日は、熱中症について書きたいと思います。

『熱中症』とは、高温多湿環境下に発生する熱性障害を総称したものを言います.

大きく分け

①熱失神(日射病)②熱けいれん ③熱疲労 ④熱射病

の4つに分類されます。その中でも

◆体温の上昇を伴わない 

 ①熱失神(日射病) ②熱けいれん

◆体温の上昇を伴う

 ③熱疲労 ④熱射病(重症度が一番高い)

と分類されます。

熱中症になった場合はそれぞれ対処法も違いますので注意しましょう。

熱失神(日射病)→スポーツドリンク摂取 

熱けいれん→食塩水摂取

熱疲労→氷嚢などで体温上昇を防ぎ食塩水摂取

熱射病→救急救命センターへ!

最後に、それぞれの特徴を述べたいと思います。

熱失神(日射病)

意識:一過性の意識障害もあり

体温:正常

皮膚:正常

発汗:有り

環境:炎天下、高温環境下長時間

症状:頭痛・めまい

処置:スポーツドリンク摂取

熱けいれん

意識:正常 障害きたすことも

体温:正常

皮膚:正常

発汗: 有り

環境:高温環境で運動・労働

症状:低Na血症、嘔気・口渇、めまい・全身のけいれん

処置:食塩水摂取

熱疲労

意識:正常 障害きたすことも

体温:~39℃

皮膚:冷たい

発汗: 有り

環境:うつ熱症状 高温環境で運動・労働

症状:口渇・疲労感 進行→生命危機

処置:氷嚢等で体温上昇防ぎ食塩水摂取

意識:高度な障害

体温:40℃以上

皮膚:高温

発汗: 無し

環境:灼熱環境下で運動・労働

症状:全身痙攣 呼吸抑制 点状出血 死に至る事も

処置:救急救命 センターへ

みなさん、この夏は熱中症に十分注意し、冷房などもうまく使いましょうね。

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