日本海沿岸の刺し網、定置網で獲れるニシンが2月に入っても好調を維持し、2,000トンを超えるのは確実な勢いだ。
道水産林務部水産振興課水産業普及指導員が旬ごとにまとめる聞き取り調査によると、2月10日現在では1,393トンと盛漁期が遅れた昨年の2.8倍の水揚げで推移し、2,000トン台が確実な情勢だ。
地域別では、石狩湾漁協が厚田本所を中心に940㌧と前年の3倍以上、後志管内が433㌧を2倍強となっており、留萌管内も20㌧の漁獲報告が上がっており、増毛で久々にまとまった水揚げがあった。
札幌市中央卸売市場の2月の入荷量は、24日で400トンを超え、1月分を合わせ600トンと前年同期の1.7倍。価格は4年魚中心の大型サイズ(尾叉長28センチモード)でキロ500円前後で取引されている。
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