新型コロナウイルス感染拡大で交渉が延期されていた「日ロさけ・ます漁業交渉」は13日(月)〜17日(金)までテレビ会議で行うと水産庁が発表した。
会議では例年の通り、日本200海里内のサケ・マス漁業の操業条件を決める。日本側は黒萩真吾水産庁増殖推進部長を団長に外務省、水産庁、道、漁業団体関係者、ロシア側はサフチュク漁業庁副長官を政府代表に漁業庁、国境警備局の関係者が出席する。
日本200海里内の操業条件のほか、ロシア200海里内における流し網の代替漁法の試験操業についても協議する。なお、両国の了解のもと、日本の小型サケ・マス漁船(13㌧未満)の操業は10日から解禁されている。