US発 ひとりよがりおたく日記 (不定期)

主に映画の感想。管理人が気に入った映画があった時だけしか更新されないブログ。

(500) Days of Summer (2009)

2009-08-10 11:13:42 | cinema
主人公トム(Joseph Gordon-Levitt)は建築士を目指していたが、今は
グリーティングカード会社に勤めている。新たに社長の秘書として雇われた、サマー(Zooey
Deschanel)が気になる。トムはサマーと、恋人同士のような関係になるが、サマーは
真剣な関係(きちんと恋人同士になる、とか、結婚とか)は望んでいなかった。
トムがサマーと出会ってからの500日のことが描かれる映画です。500日が行ったり来たり、
時間が前後します。

予告編見たときから、気になってました。予告編で使われてる場面、主人公がスミスの
There Is A Light That Never Goes Outて曲をエレベーターの
中でヘッドフォンで聴いていて、サマーが「スミス、好きよ」っていう場面があったので。
(特にスミスのファンではなかったけど)あの周辺の音楽が言及される映画って?って80-90年
代英国インディー系が好きな私には好奇心をそそられました。主人公がジョイ・ディヴィジョンの
Tシャツ着てたり、ベル&セバスチャンの言葉(歌詞なのかな?)が出てきたり。カラオケで
歌う歌はピクシーズだったり。
と言っても、音楽は、小道具でしかないので、その辺の音楽に興味ない人でも全然関係なく
見れる映画です・・・。

感想を書くと、ネタばれになるので、書いていいのかわかりません。なかなか、良い映画だと
思ったよ、くらいにしておこう。かわいらしくて切ない映画。
主人公の年の離れた妹が味があった。
ところでJoseph Gordon-Levittって、何となくアメリカ人のくせにしょうゆ顔だよね。
目が細めだからかな?

Funny People (2009)

2009-08-03 08:38:28 | cinema
とっても楽しみにしていた、ジャド・アパトーが自ら監督をした新作。
アパトーのものには初出演のアダム・サンドラーが主演、周りを固めるのはセス・ローゲン、
ジョナ・ヒル、ジェイソン・シュワルツマンなどおなじみの人たち。

あらすじ:人気コメディアンのジョージ(サンドラー)は、突然、病気で死を宣告される。
新進でまだ売れてないコメディアンのアイラ(ローゲン)をアシスタントに雇い、一緒に仕事を
していくうちに、だんだん心を通わせる二人。ジョージには、昔付き合っていたが別れてしまった
恋人ローラ(レスリー・マン)がいた。病気見舞いに会いに来たローラと再び恋に落ちるジョージ
だが、彼女は既に結婚して夫(エリック・バナ)と娘2人がいるのだ。

正直、期待していた感じのものとは、ちょっと違いました。「コメディ」とジャンル分けされて
いるけど、どっちかというと「ドラマ」?死をテーマにしているので、ちょっと暗いです。
((とはいえ、同じサンドラー主演の「Reign Over Me」のような感じではないんだけど。
(あの映画はちょっと苦手だった・・・)))
期待してた大笑いとは違ったけど、もちろん笑えるところもたくさんあります。(ジェイソン・
シュワルツマンがジャクソン・ブラウンに似てるとかの小ネタとか、ジョージ(アダム)のコメディのネタ
とか・・・。
思ってたコメディと違うけど、私は結構気に入りました。146分もあったみたいだけど、別に
長いとは感じなかったのは、話に引き込まれてたから?
アパトーの描く人間像は好きです。根っから悪い人は、いないの・・・。一見悪い奴と思った人も、
実はそうでなかったり。
カメオ出演がいっぱいあるみたいですが、私のわかったのはエミネムとEverybody Loves
Raymondのレイモンド役の人とサラ・シルバーマンくらい・・・。
あと、アパトー監督とレスリー・マンのお嬢さんたちも出てます。結構上手い。
コメディのネタを作ってる場面とかは、本当にこんな風に、シナリオを作ってるんだろうなーって
思わせて微笑ましかったです。

私の行った映画館では、アパトーの新作にしては、客が少ない・・・って思ったんだけど、週末の
興行収入では何とか1位だったよう。良かった。

セスは結構やせて、この映画ではちょっと若返ったイメージ。自分はかっこいい、と、かっこ悪い、の
中間の存在っていう台詞が繰り返しあって、確かにそんな感じ。以前だと確実に「かっこ悪い」の
部類に入っていたよね?(「40歳の童貞男」では俺って醜いでしょ?でも、女に縁はなくはないよ、
って感じの台詞があったよね)

最近の映画の傾向として、マイスペースだのフェイスブックだのユーチューブだのが出てくるのが多い
けど、今作もばしばし出てました。映画の中で出てくる、ジョナが猫と遊んでるビデオは実際
YouTubeで見れました。(なぜか曲が日本語なんだよ。)