T.S.D.

Tomorrow will be a
Splendid
Day !!

*宣伝などのコメントはご遠慮ください*

オペラ座の怪人(映画版)☆☆☆☆☆

2005-02-14 | 映画★
一番好きなミュージカルを聞かれたら迷わずこのタイトルを挙げる。これ(舞台版)を中学の時に観てなかったら、大げさだけど私の人生変わってたと思う。そのくらいインパクトがあって、将来こういうすごいミュージカルにかかわる仕事がしたい!と思ったきっかけになった。

だから、EVITAが映画になった時、なんでファントムじゃないんだろうと不満に思ってた。
がっ!!
ようやく、映画版が日本にやってきてくれた。パチパチ。

率直な感想は、とってもよく出来てるということ。
音楽がいいのはもう言うまでもないんだけど、舞台版ではできなかったこと(急に50年前にさかのぼるとか、ファントムの暗い過去のエピソードとか・・・)がちゃんと映像になっていて、今更ながら「あー、そうだったのかー」と思うことがあった。やっぱり舞台って限界があるなって。

キャストもすごく歌がうまかった。
ファントムは、ちょっとイメージと違うんだけど・・・。なんていうか、もっと病的な繊細さがあるような気がするんだけどなあ。(舞台で言うなら、市村正親さんがほんとにイメージにぴったり)クリスティーヌは完璧なくらい美しかったわ~!!!!映画の最初の方の少女ぽさから、後半の女らしさへの変化をよく表していて、見とれてしまった。でもあとで、この女優さん17歳と知ってびっくりした。若いってスバラシイって純粋に感動してしまった(笑)ラウルは、まあイメージにぴったり。あと、カルロッタはもっとデーンとした人のイメージだったけど、すごく細くて背が高い女優さんだった。すでに映画見た同期が「片桐はいり」に似てる!と教えてくれてたので、「あ、ほんとだ!似てるー!!」と最初の方すごい笑えた(^^)

一番印象に残った場面は、ポイントオブノーリターン。歌、すっごくいい。
ここでラウルは実はクリスティーヌがファントムに惹かれていたということを目の当たりにして、ひそかに目に涙が溜まってる。その三人の三角関係が見事に描かれててすごい。

・・・・というわけで、ミュージカル嫌いの人にはほとんどが歌なので辛いかもしれないけど、一度見てみる価値はあると思う!あと、ちょっとだけ話は違うんだけど、「ファントム」という小説(上下巻)をお勧めする。顔が醜く生まれたために、母親からも誰からも愛されなかったファントムの幼少期からのエピソードが書かれていて、涙なしには読めないはず。

何年かぶりに市村ファントムのCDを聴きながら、書きました。


Phantom of the Opera

英語ってやっぱり世界共通語かも

2005-02-12 | 大好きな旅(国内編)
BRASILで何をしていたかと言うと、一日の半分はおじのお土産やの店番をしてた。店がすいてる時は銀行に行ったり、郵便局に小包を出しに行くのが日課だった。2つ店があって、一つはRIOに行った観光客は絶対に行くコルコバード(キリスト像がいる山)のふもとにあった。昼間からは山に霧がかかりやすいので、観光客は午前中に山に上る。→お昼ごろに山から下りてくる。→その頃に店が混む。ということで、その時間は助っ人に行っていた。実のところ日本人の観光客よりもアメリカやヨーロッパからの観光客の方が細々したものを買っていくから、包装したり計算したりというのが面倒。その上英語で何もかも聞かれ、固まってばかりだった。

ポル語も英語も殆どなにも分からなかったから、店員の女の子との会話は紙に書く絵(・・・)だし、客との会話は身振り手振りだし、ちょっと自分が情けなくなって、ほんとに日本に帰りたくなったりもした。

そんな時に店員の女の子の一人(彼女の名前はホザンジェラ)が「午後から買い物に行こう!」と誘ってくれた。はっきり言って「げっ!」って感じだった。だって、二人きりって・・・・・。
ずーっと筆談か・・・疲れる・・・って思って、断ろうと思うけど、断り方もわかんない。


どうしよう。どうしよう・・・。

と迷った末に一緒にショッピングセンターに行った。殆どがジェスチャーと筆談だった。色はいろんなものを指差して「こんな色」って言って、形は「あれ。ああいうの。」と人が持っているものを指差した。そんなとってもエネルギーがいったけど、最後にはそれでも自分が欲しかったバックをなんとか見つけた。しかも、少ないお給料なのにホザンジェラは「これはプレゼントよ」と、バックを買ってくれたのだ。
そのあったかさにホロっときた。


あと、従姉妹が紹介してくれた友達でやっぱりブラジル人の女の子と買い物に行ったことがある。
その子は英語の先生をしてたから、共通語は英語・・・のはずだったんだけど、私がぜんぜん英語が分からなかった。「Hello. How are you?」って言った後に、全く会話が出来なくて、ひたすら微妙な微笑みばかりしてた。「OH」とか「YES」とか「AH HA」とか、無難な相槌だけは打てたんだけどね。多分向こうは「中途半端な日本人だよ、まったく。わかんないならわかんないって言えばいいのに(--#)」って思ってたんじゃないかな~。

英語って、やっぱり出来た方がいいよ。
そういうために英語を習うんだ・・・・って理解したのが遅すぎる!!
中学生の時の私にそれが分かっていればな。もうちょっと何とかなったかもしれないのに

上と下、貧と富

2005-02-12 | 大好きな旅(国内編)
RIOの空港に着いて、車で街まで来る間に必ず目に付いてびっくりするのが、山肌にぎっちりと埋め尽くされてる家(それもつぶれかけた感じの家・・・)だと思う。ほんとに人が住んでるのかなーと思うけど、よーく目をこらして見ると洗濯物が干してあったり、子供が駆け回ったりしてる、れっきとした「街」になってる。

貧富の差がまだまだ激しいブラジルでは、中級上級階級は山の下に住み、下級層は山の中腹~上に住むことが自然と決まっているらしい。なんだか逆のような気もするけど・・・。その街はファベイラと呼ばれていて、メイドや洗車をしたり、路上で物を売ったりしてそこに暮らす人は生計を立ててる。

これが日本だったら、多分ファベイラの人たちとその他の人たちとの間には溝があって、軽蔑したり差別したりするんだろうけど、それが不思議にあまりない。ファベイラの人たちが自分達にプライドをもってるせいなのかもしれない。
あの有名なカーニバルの衣装って、殆どがファベイラの人たちが作るんだって。
社会にちゃんと組み込まれてる。そんなところが自分の国とは違うなあとたまに思う。

確かに中には貧しさから薬漬けになったり、犯罪に手を染める人も居るみたいだから
住人以外は夜は立ち入らないという暗黙の了解になってる。
でも、昼間には観光客のオプショナルツアーで「ファベイラツアー」と言うのがあるくらいだから
けっこう開放的で、気にしないところも明るい国民性なのかなと思う。

人との話の中で何かと「死ぬわけじゃないし、だいじょぶ!」という合いの手が入る。
深刻な話も最後には笑い話に変わっていたりする。

ブラジルの天気にそっくりなカラッとした人達の考え方が羨ましく思えた。

写真はその時に真っ最中だった選挙の宣伝。中に花のタネが入ってる。どこの政治家も必死だね。

韓流ブームは多分まだまだ。

2005-02-11 | 日々思うこと
今うちには韓国ドラマと映画のビデオがダンボールにして3箱ある。本は10冊を越えるし、やってみようと思ってしまったハングル講座の本も中には紛れていたりする・・・。母の周りでは、相変わらず韓国の話ばかりだし、ビデオは毎日欠かさず見たり、録ったりしてるし、ある友達の家では遂にビデオデッキが壊れたらしい。

おかげで私も基本的な会話はハングルで分かるようになったし、ビデオや映画も見るようになった。やっぱり何を見てもマンネリとはいえ夢中になる要素が含まれてるから不思議なんだけど。絶対にどの話にも出てくる交通事故・記憶喪失・家族の不和・過去の秘密・いじめ・病気。これ、ほんっとに多くて「またかよ」といつも思うのに気づくといつもそれに巻き込まれてる。

最近はうちの母、毎週1回新大久保(韓国街)に通い始めた。
そこにあるスーパーはまさに韓国で、店員も客も韓国人。だから会話も韓国語でリアル。
食材も韓国のものばかりだから、けっこう旅行気分で楽しかったりもする。

で、ある日うちの食器の中に、見慣れないものが混じっていた。
銀・・・・。お椀も箸もスプーンも銀・・・

で、その銀のお椀にはご飯。他の器にはわかめスープ。チヂミ・ナムル・キムチなどなど。
そして母は「マシッソヨ?(美味しいですか?)」とめちゃ笑顔で私と父に聞いていた(--;)
確かに美味しいんだけどね。でも次の日、何回歯を磨いても自分の周りの匂いがキムチで、周りに迷惑かけたと思う・・・ごめんなさい。

そして遂に、石焼ビビンバの石焼鍋が我が家にやってきた。
母「重いから家族分買ってこなくて私だけ。あなた達は石焼じゃなくて普通のビビンバ食べてね」だってさ。

今日も週一の新大久保デーだったので、新たなものが食卓にあった。
韓国のドラマでよく出てくる「ジャジャ麺」という、真っ黒なソースがかかった麺。(写真見て!)で、もちろん食器は銀!
甘くもないし辛くもないし、私には微妙な味なんだけど、韓国では人気でよくみんな食べてるらしい。日本ではない味だから、一度は食べてみてもいいんじゃないかと思う。

多分、今年いっぱいうちでは韓国ブームは続く気がしている。

BRASILにいる日系人

2005-02-10 | 大好きな旅(国内編)
「地球の裏側」というと、ブラジルの人は怒る。「裏じゃないよ。日本の方が裏なのに!」って。確かに日本の真逆にある国、Brasil。遠い国とかサッカーとかカーニバルとか、そういうイメージしかない国だけど、意外にそこには日本人が多く暮らしている。30年~40年前に、開拓をする為に政府が日本人の若者を募り、船でサンパウロに向かった。そこで暮らし、日系人となった日本人。今その子供達・孫達が二世、三世となっている。

私の叔父(正確には祖母の弟)一家も日系人一家で、Rio de Janeiroでお土産やを経営している。
日系人コミュニティーは大きくて、大体「どこそこのだれ」といえば通じるし、助け合ったり、たまにはJAPAN FESTAも開かれる。そうそう、面白いことに毎週末にはマージャン大会があって、優勝するとトロフィーと日本米がもらえたりもする。家のテレビではNHKがリアルタイム(といっても時差はあるけど)で写るし、日本からのビデオテープ(ドラマや映画を録画したもの)はコミュニティーの間でレンタルされている。だから、日本にいる日本人よりもドラマに詳しかったり、ニュースに敏感だったり、不思議な感覚がする。

そんなBRASILに初めて訪れたのは学生の時。カルチャーショックもあったけど、色んなところを旅してなんだかめまぐるしくてよく覚えていない。
その後に社会人になった後訪れた時には、もう少し自分が積極的に旅を楽しもうとしたし、それだけに事件も沢山あったし、思い出も山ほどできた。その時にいかに英語が出来ないと大変な目にあうかを身をもって知ったので、それから英語を勉強し始めた動機になっているかもしれない。その時に始めたポルトガル語は帰国してから学校に通っていたけど、やめてしまってからあっさりと忘れてしまった(T_T)

ちょっとでも覚えているブラジルをこれから書いていこうと思う。


「ラブストーリー(韓国)」☆☆☆☆☆

2005-02-10 | 映画★
韓国映画って「シュリ」や「JSA」とか、戦闘ものが多いと思ってた。でもこの映画を見たら「韓国ってやっぱりすごい!」と思う。それこそ名のとおり「ラブストーリー」なわけだが、昔と現代がダブっている2つのラブストーリーが同時に進行していって、最後には一つにまとまるその作り方がとっても上手いと思う。そして主役を演じてるソン・イェジンが超可愛い。なんであんなに可愛いんだろうと思うくらい可愛い。気になる人は見てみてね。

さて、ストーリーは韓国らしく「運命の偶然」が一貫してある。30年前に議員の娘と言う立場のジュナ(ソン・イェジン)にはテヒという許婚がいた。静養に行った田舎で偶然出会ったジュヒと遊び、二人はお互いに惹かれて行くが、実はテヒとジュヒは親友同士で、テヒがジュナに宛てているラブレターはジュヒが代筆していたものだった。(ごめんね、似た名前が多くて・・・)

愛し合う二人を知ったテヒは、ジュヒとジュナの為に自分は身を引くが、そのことが親にばれ体罰を受けてしまう。ジュヒにジュナをよろしく頼むと言った後にテヒは自殺未遂。そのことにショックを受けたジュヒはベトナム戦争に志願する。戦争から帰ってきたジュヒを待っていたジュナ。しかし、ジュヒは、戦争中にジュナからもらったネックレスを探しに行き戻る途中で怪我を負い、目が見えなくなっていた。そのことをジュナに知られないように振る舞い、自分はもう結婚したと嘘をつくジュヒ。やがて、ジュナはテヒと結婚する。その結婚を見届けた後にジュヒも結婚するのだった。

時は経って30年後。ジュナとテヒの娘が押入れから沢山の手紙が入った箱を発見する。その中の日記と手紙を読むうちに母の初恋を知ることになる。自分がが慕っていた先輩と付き合うことになり、母親の初恋の話を先輩にする。その話に涙を流す先輩。不思議に思っていると、先輩の胸にかかっていたのはあの母がジュヒにあげたネックレスだった。つまり、過去に結ばれなかった恋人達の子供達が偶然出会い惹かれあいこの世で結ばれたというわけ。

・・・・・偶然ってあるものなんだね。いや、運命なのかも。ストーリーもいいけれど、蛍が飛びかう川とか、田舎の一本道の風景とか、映像に癒される。心がキレイになる話だから泣きたい人にはもってこいだと思う。泣いてくださいLove Story

辛いもの好き~韓国料理☆☆☆~

2005-02-08 | レストラン&カフェ
渋谷でいつもランチに困るので、今回は雑誌に載っていた回転寿司に行こうと109に行った。下の階は場違いな気がしたけど、8階のレストラン街はとっても静か。目当ての回転寿司はすごい行列で多分1時間近く待つ気がしたので、隣の韓国料理「妻家房」に入った。
お店もこぎれいだし、ランチのメニューも豊富。値段も1000円前後で手ごろ。
私が食べたのは「スンドゥブチゲ」セットで、真っ赤なチゲの中に豆腐やアサリ、卵が入ってる。
ご飯を全部いれずにちょっとずつ浸して食べるとちょうどいいおじやになる。ラー油のような油が気になったけど、食べたらそんなにくどくはなかった。
ご飯がたっぷり目に出てくるのが嬉しい。
ただ、付け合せのキムチがとっても少ない(白菜2枚)取り放題とまでは行かなくても、もうすこし欲しかったな。全体的に量はちょうどいいし、ペロリと食べれた。また行きたいと思える店だった。