T.S.D.

Tomorrow will be a
Splendid
Day !!

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ワーホリ5「日本かと思ったGoldCoast」(思い出話)

2005-04-09 | 大好きな旅(海外編)
TAFEに行っていた頃、School holiday というお休みがありました。
州ごとに違う期間だけど、もちろん飛行機もホテルも込み合うし値段もボンと上がります。

とはいえ、やっぱり他の州も見てみたくて、友達とゴールドコーストに4日間行くことにしました。
(ちなみにメルボルンはヴィクトリア州・ゴールドコーストはクイーンズランド州です)

まず、初めてのったVIRGINという航空会社。
小さい小さい飛行機でした。4列しかない。スチュワーデスは、白いブラウスにベージュのタイトスカート、細い赤のベルトというとってもカジュアルな制服で、機体にはオーストラリアの旗を持って飛んでいる美女の絵がかかれてます。
ちなみに、機内サービスはなし。新幹線みたいに有料です。
シートの前にメニューが入ってて、ワゴンを押してくるスッチーにお金を払って飲み物や食べ物を買う仕組み。
サービスの簡素化もあって、運賃は安い。よくできてるよね。

帰りは確かQANTASで、QANTASはちゃんと飲み物と軽食が出る。
格安チケットはVIRGINと値段が変わらないから、食べ物のあるなしと値段で航空会社を決めた方がいいとおもいました。
(やっぱり、あった方が「飛行機乗ってる!」って感じがして楽しいし)

はじめに着いたのは、ブリスベン。
しーずかーなとこだ・・・って言うのが第一印象。
CITYまで行く電車の運賃がたーかーいって言うのが第二印象。

CITYは・・・平凡でした。 印象が・・・ない。
いや、暮らしやすいとは思うけど、観光には向かない・・・かな?
あくまで私の印象ですから。
唯一覚えてるのは、広場みたいなところにカラフルな牛(もちろんSTATUE)が何頭かいたこと。
のーんびーりした街っていうのが正直なとこかな。
ここは韓国人の留学生が多いらしいです。

2~3時間ぶらぶらとしたあとに、バスでついにゴールドコーストへ
早朝に起きた疲れと、ブリスベンに(ちょっと)期待はずれの疲れがあったので、
この時点でかなりゴールドコーストには期待してました☆

バスで到着したサーファーズパラダイスは、まったくもってその名の通り、海好きのサーファーがたくさんいる町。

サーファー。サーファー。サーファー・・・。
え・・・・・・全部日本人・・・・・・・・・・・

店の看板も日本語だし、店に入れば「いらっしゃいませー」だし、はっきりいって、メルボルンという日本人が非常に希少価値の街から来た私達にとっては、かなりカルチャーショックでした。
そういうときに人はどんな行動に出るか。
・・・・日本人を避けるようになります。
あまのじゃくだけど、こっちだって意地があるから。
ここで、日本語一色の世界に染まってたまるか!と思うんだよね
(そのわりにはメルにいるときは、日本の雑誌を大事に読んで、日本食を大事に食べ・・・って何かがおかしいかも)

色々あって疲れてたので、宿に行くことにしました。
その名も「イルカ」という、なんとも安易なネーミングのアパートメント。
パンフにのっていた写真はまあまあ、料金もけっこう安い、小さなキッチンもあるらしい。
そんな期待をしていった部屋は

・まず、鍵が開かない。鍵を差し込んでもまわらないし、押しても引いてもとにかく開かない。
フロントを呼びに行っても30分くらい来なくて、その間汗だくで鍵と格闘。

・踏み入れた部屋は、めちゃめちゃ殺風景。古い・・・。
そして、どこにもキッチンは見当たらない。(とりあえず全部の扉を開けて詮索)

・ホームステイでのシャワー生活2ヶ月。どーしてもどーしてもお湯につかりたかった。
しかし、狭いバスタブに、シャワーカーテンなし。バスタブから一歩踏み出すとそこは便器。

・もちろんベランダから海は見えません。サーファーズなのに。

というわけで、2人とも疲れと期待はずれで呆然と2時間くらいしてました。
フロントにパンフレットと違うと文句を言いに行ったものの、「それは一部の部屋で、あんたらの料金の部屋は違う」といわれ、玉砕。

翌日は、ゴールドコーストにきたら行かなきゃ行けないドリームワールド。
節約旅行だったので、ムービーワールド・ウォーターワールドにはいけなかった。
それくらい(3つのうちから選んだ1コ)期待していたドリームワールド。

・・・・・・・・読売ランド・・・・・?

そこは、コメントが難しい(というより印象薄すぎてなし)ワールドでした。
なによりも印象深いのは、ドリームワールドのキャラクターであるコアラたちがすごく怖かったこと。アトラクションは、日本人にとっては物足りないし、動物はもっとワイルドライフパークとかに行ったほうが生き生きしてるのになと思った。
でも、子供づれにはちょうどいいと思うよ。

サーファーズは、夜中まで人がごった返してる。
カルチャーショックでした。(なんてったって、その時住んでた家のまわりは草むらで、17時を過ぎると人は居ませんでしたから)
日本料理やもそれはたくさんあるし、巨泉の店はあるし、どこいっても日本語だし、
ある意味何かそこでやりたいこと、例えばそれこそサーフィンだとかがあれば、とっても暮らしやすいと思うけど、私達にとっては、あまりに日本日本してることが居心地悪く感じました。
だけど、そこで味噌カツを食べ、味噌汁を飲んで、やっぱり素直に感動したけどね・・。

今まで、自分達が住んでいるメルボルンが全然好きになれなかったけど、
ゴールドコーストと比べたら、すごくオーストラリアらしい街なんだなということに気づき
実際にメルに帰った時は、嬉しくて「やっぱり、メルボルンだよね!」ってお互いしきりに言い合ってました。

そういう意味で、色んな勉強をした旅行。

今自分のいる場所が、どうしようもなく好きになれなければ、一度そこから出てみることがいい。
きっと、帰ってきたときに、前には見えなかったいいとこが見えるから。

「自分は日本人なんだ」って普段は全く思わないけど、海外に出るとどうしようもなく自分が
「日本人」っていうことを自覚するように。



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