絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

羽生世代

2011-07-10 | 将棋
1、羽生名人が負けて森内名人になった。

私は、羽生名人のファンである。もう一度7冠を達成してほしいと願っているが、難しいんだなと思う。騎士には、それぞれ頂点があるのだろう。その時々で頂点を迎えた最強の騎士が羽生さんに挑んでくる。だから、ある時は、藤井さんが羽生さんより強いと感じた時がある。森内さんも永世名人に羽生さんより早くなっている。竜王戦においては、渡辺さんが羽生さんより強いという成績になっている。深浦さんでさえ、王位戦で羽生さんを二度も負かした。

しかし、トータルで考えると、やはり第一人者は羽生さんである。
常にタイトルを3つ以上は保持している。(今は、2冠だが、王位を取るだろうと予想)

森内さんも強いなら、他のタイトルも取ってほしいが、無冠でいることが結構ある。渡辺さんはこれからだとは思うが、竜王以外では負けてしまう。意外なのは、久保さんだ。羽生さんとの戦績は良くないと思うのだが、2冠になっている。久保さんは今が頂点なのか。

私は、もう一人、佐藤康光さんが好きだが、タイトルからはしばらく遠ざかっている。
佐藤さんは、4年位前にすべてのタイトル戦に登場したことがある。自分でタイトルを2つ持っていて、他もすべて優勝して挑戦者になったということだ。それはすごいことである。

その次の年あたりに、羽生さんもすべてのタイトル戦に登場した。これも同様にすごい。
全てに登場できないと、7冠は達成できないのだから、7冠は大変だ。

いま、いや、ここ20年近く、将棋界は羽生世代という人たちで、重要な部分をほとんど占められている。それに対抗して、新しい世代が登場してきてほしいという願いがあるだろう。

阿久津、橋本という強い人が現れた。渡辺さんはもちろんだが、この人たちが勢力図を変えて行くだろうか?知らないうちに、王位になった新しい人もいる。NHK杯でも羽生さんと決勝を戦ったのは、2年連続若手である。王将戦でも挑戦者が若手だった。いずれも羽生さんに勝って挑戦者になっている。

羽生世代は、いつまで強いか?今、羽生世代は、アラフォーである。








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