絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

羽生名人防衛

2009-06-25 | 将棋
羽生名人が勝って名人のタイトルを防衛しました。

2勝3敗の劣勢を跳ね返しての勝利で、4勝3敗でした。
郷田さんも二度目の挑戦なので、勝たせてやりたいという気持ちもありましたが、
やはり、将棋界の第一人者はまだまだ羽生さんでいてほしいという気持ちが強く、私は羽生さんを応援していました。

自分が応援している人が勝つとうれしいですね。
以前も書きましたが、私は強い人はとことん強くあってほしいと思います。
相撲もそうです。横綱はやはり強くあってほしいです。

羽生さんは、将棋界の横綱ですから、さすがと言われる勝ち方をしてほしいなあと思いました。

しかし、一番強い人が名人でいてくれると、将棋界も落ち着く気がします。
名人が入れ替わり立ち替わり変わっては、落ち着かない気がするのです。

最近の羽生さんの成績を見ると、今年の初めのタイトル戦は王将戦でした。
これは、深浦さんが挑戦しましたが、やはり羽生さんは2勝3敗の劣勢から逆転しての防衛でした。

勝敗の流れからすると、まるで自分が劣勢になって、ファンをハラハラさせてから、最後に逆転で勝つということを、わざと演出しているように思えます。
将棋においては、そんなことはないことは分かりますが、まるで昔のプロレスのように、ほとんど負けそうな形を演出して、ダメかなと思わせてから、決め手の空手チョプで逆転するという感じです。

心理的に見れば、どうなのでしょうか。郷田さんは、あと一つ勝てば名人だと思った途端に、プレッシャーがかかったとか、その心理が深く読みを進めるところで、狂いをもたらしたとか、そういうこともあったのでしょうか。
プロの将棋においては、そんな単純なことではないと思いますが、それでも力ではほとんど変わらない人の戦いにおいては、そういう微妙なところで緊張感が出たりするのではないかと考えました。

以前米長名人は、7回の挑戦で初めて名人になりました。これもすごいことですね。もう50歳に手が届くという年齢になって、初めて念願の名人をとりました。その歳で、挑戦者になったこともすごいのに、本当に名人を獲得してしまうなんてと驚きでした。それに比べたら、郷田さんは二回目ですから、また挑戦して一度は名人になってほしいと思います。

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