絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

今日のデッサン会 

2013-09-19 | 私の絵
今日のデッサン会は、クロッキーと石膏デッサンの日でした。

 

10分間のクロッキーです。一枚目は2Bで描き、二枚目は4Bで描きました。

その後、みんなと一緒に石膏を描きました。私はパーツ練習でした。



これは、何の石膏の一部だかお分かりですか?

アリアスの肩に下がった髪の毛です。
全体が描けるようになったら、後は細部の描き込みです。
だから、このようなパーツ練習もするとよいでしょう。

もちろん、細部を描いたら、全体との関係を見たときに、強すぎてしまったとか、弱すぎたとかいうことも生じます。
だからパーツ練習だけでは、不安はありますが、それにしても全体が整ったら、勝負は細部なのです。
ということで、今日は、私が細部を描くことをやってみせました。

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栃木のTさん 顔のデッサン

2013-09-19 | 通信指導
栃木のTさんが、顔のデッサンをしてくれました。



私も顔を描いていますが、なかなか難しいです。
このようなデッサンをたくさんすると良いと思います。
このモデルさんは、女優さんでしょうか。

途中経過も一度見せてもらいましたが、やや描き足りないので、
ここでは、ご紹介しませんでした。今度はかなり描き込んだので、
ご紹介しました。

首から肩にかけて、ややボリュームが足りない感じがします。
首の後ろへのボリュームです。これは明暗表現で手前への立体感を出し、輪郭辺りの空気を捕まえる表現で空間を表すことです。
肩は、もう少し盛り上がります。鎖骨の先端に盛り上がった骨を感じる部分をもっと意識することです。今のままでは、その先端の骨が感じられません。なで肩になりすぎています。

髪の毛があっても、頭がい骨を感じる部分と、頭がい骨の形より浮き上がって感じる部分とがあります。髪の毛の厚みがあるのはもちろんですが、それでも頭がい骨の形を感じる部分とそうでない部分の違いを意識してください。

このことは、洋服を着ている場合の、体にピタッとついている部分としわやたるみで盛り上がっている部分との違いを見る時と同様です。



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