絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

高校生のFさん

2013-09-07 | 私の絵
高校生のFさんの顔を描き直し2枚目です。

 
 
 

こんな風に進めました。

今回は前回より似て来たかなと思います。
しかし、まだ捕まえきれていない気がします。
絶対この人に間違いないと言えるまで追究してみたいです。
よく似た双子ではだめなのです。

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等伯、下巻2

2013-09-07 | 読書
公平な審査について、等伯下巻を読んで書きましたが、
これは本当の話でしょうかとも書きました。

甲乙付け難いならば、最終的には身近な方を選ぶのではないか?
それは仕方がないのではないかと思ったりします。
ただ、私は、甲乙付け難いと思うまでに、私情が入っているかもしれないと考えて、
敢えて差し引いて考え、むしろ知人に不利になってしまうかもしれないと思う場合もあります。
だから、展覧会の審査をするときは、事前に作品を見ないで、その場で初めて見る方がいいですね。

等伯と永徳の場合は、どうなるでしょうか?
その八大弟子たちと、永徳の関係にもよります。
狩野派の御曹子対優秀な弟子たち。ライバル心は、ここにもあるはずです。
日頃逆らえない関係。ここで恥をかかせてやれなどということはなかったでしょうか?

ブラマンテがミケランジェロに恥をかかせてやれと思ったことを思い出しました。
そう言えば、ベッキオ宮殿の500人広間でのレオナルドとミケランジェロの対決も思い出しますね。
あれは実現しませんでしたが。

もう一つ思うのは、等伯と息子久蔵の関係です。
久蔵は、結局白票を投じたそうですが、その息子の心境はどうでしょうか?
これも自分ならと考えます。
私の場合も、父が画家ですから、同じようなことがあったらと想像ができるのです。
父に対するライバル心。その時の父との関係。何かで喧嘩状態なら、敢えて相手に投票しかねないとも思います。尊敬はしていても、状況によってはわからないと思います。

狩野派の八大弟子たちが、そうであったようにと考えるなら、久蔵もまたしかりです。
なぜなら、等伯自身が果たして息子は自分を選んでくれたのかと思い、後で確認をします。
それで、白票がわかるのです。

息子といえども、立派な絵師になっているのですから。


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訂正、昨日の記事、等伯下巻

2013-09-07 | いろいろ
昨日の記事で、永徳が自分の絵に刀で切りつけたと書いてしまいましたが、刀ではなく筆でした。
切りつけたと書いてあったので、てっきり刀かと思いました。
筆でバッテンを書くように、絵を台無しにしたということなのでしょう。

記事も筆に書き直しました。

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