学校図書館を考える会・やまぐちのメンバーと、山口県立大学と山口大学の図書館を見学してきました。数年前に予定していたのですが、コロナで延期になりようやく実現したものです。午前中の県立大学の図書館では、新しい建物の中に明るく整然とした書籍や自習スペース、ネット環境の充実ぶりに驚きましたし、学生の皆さんはとても恵まれていると感じました。また、午後の山口大学でも、同じような環境で素晴らしかったです。館内には、長州ファイブの写真やノーベル賞受賞者小柴昌俊氏の色紙など貴重な展示もありました。私の認識では、図書館は紙の湿った匂いと暗い部屋というものでしたが、今は全く違うモダンできれいだったのに本当に驚きました。
長州ファイブは、幕末に伊藤博文や井上馨など5人の若者がイギリスへ留学して、帰国後日本の近代化に大きな功績を残したというものですが、つい先日ロンドン大学に行った知人が、大学内に顕彰碑が建てられていて、大学が日本の近代に寄与したと現地の職員が説明してくれたそうです。
お昼ご飯は、県立図書館の裏にあるお店でランチをいただきました。お店の前を流れる一ノ坂川は、桜が紅葉していてきれいで静かな佇まいでした。