井原すがこの想い

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知事の議案説明にがっかり

2011年11月30日 | 政治

議会初日、知事の議案説明がありました。 私が一番関心を持って聞いたのが、もちろん愛宕山開発用地の売却についてです。 その部分はたった600字ほどで、岩国市の意向を尊重する、防衛省へ安心安全対策、地域振興策と不足分の赤字補填の要望をしたこと、防衛省が理解を示しているなどの理由で、防衛省へ売却を決めたとのことでした。 

岩国から心配して傍聴に来られた方は、たったあれだけの説明で、優良な民間住宅にしますといい続けて土地取得をしてきた県が、方針を180度変えてしまうのか・・・と情けながっておられました。 県の赤字解消だけのために、自分の家のそばが、アメリカ合衆国になるのは許せないとも言われました。 

本会議が終って午後から県の公社の遊休地について、職員の方から説明していただきました。 山口市阿知須にあるきらら浜は、150ha(愛宕山の1.5倍)の広大な土地を県が173億円で買い取ります。 愛宕山に比べれば、利用価値はほとんどありません。もちろん愛宕山は立派な住宅地となります。 それなのに、簡単にアメリカにしてしまおうとする短絡的な方策に、どうしても納得できません。