ロード・マーシャル時事報告場

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ゴジラ-1.0

2024-05-12 06:55:25 | Weblog
昔映画館で観たが、アマゾンプライムで配信されていたので疑問点を再確認するために再視聴。

1. ゴジラ突入時の震電のプロペラはやはり爆散されていない。
 震電や雪風を出す程に軍オタに媚びるのなら、
 如何に主人公が脱出したかどうか判らなくさせる意図があろうとも、
 本来の「脱出時のプロペラ爆散」という軍オタ知識は踏襲してほしかった。

2. ラストでヒロインの首に黒い模様が出てくるシーンが、やはり気になった。
 見間違えかと思ったが、再視聴の結果見間違えではなく、これの意図するところが判らない(アスペ)。

3. 最後に原理主義過激派として、ゴジラは元来人類の償えない罪の象徴なので、
 人類にゴジラが倒される事は、核を超える兵器(オキシジェン・デストロイヤー)以外であってはならない、
 しかし同時に人類は常にゴジラの脅威にさらされなければならない。
 最後のゴジラ再生を思わせるシーンは良い。「シン・ゴジラ」のラストを遙かに超える出来である。

総評
映画の随所に軍オタや昔のゴジラファンに媚びる演出が過剰に見えて、その点はやはり気に入らない。
特に1. 記載の通り、そこまでオタクに媚びておきながらストーリーの都合から一部仕様変更しているは中途半端でさえある。
海神作戦時のシーンの音楽もアレであるし。
そういうわけで、個人的(原理主義過激派)としては「ゴジラ-1.0」の評価はそこまで高くない。
「シン・ゴジラ」よりは良いが…。 
コメント
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