ロード・マーシャル時事報告場

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ゴジラ凍結作戦における染色体レベルのダイナミクスな組換え日記

2017-01-27 05:00:38 | Weblog
何がいいたいかとうと、我々が大騒ぎする「染色体レベルの組換え」レベルでこの世や、あの世、作品間を飛び交う日記で、映画「シン・ゴジラ」のゴジラ凍結作戦を書くというわけだ。

普段やっている内容と同じという事だ。

映画「シン・ゴジラ」におけるゴジラ凍結作戦(ヤシリオ作戦)は手法は違えどトハチェフスキーの編み出した縦深作戦に通じるものがある。

すなわち、相手に立て直す時間を与えずに梯団を投入し続けることは、縦深作戦の骨子でもあるのだ。
逆に言えば「まき散らされる放射汚染物質の範囲が想定以上」として作戦の中止を求める声も劇中ではあったが、縦深作戦の基となった戦訓、「ヴィスワ川の奇跡」の例を出すまでもなく、縦深作戦の基本中の基本としてやってはいけないことである。

なお、冷戦の間も最先端を行き続けた縦深作戦を編み出したトハチェフスキーは、その才能ゆえにスターリンに政治的に危険視され、即決裁判で殺されている。
もちろん、それを恨む者がいては困るから、家族に限ってみても妻と弟も処刑、母と妹は強制収容所で死亡、娘は自殺に追い込まれた。
軍組織でも将校の半数以上が処刑されている。

この事実を鑑みるに、ゴジラ凍結作戦を指揮した「シン・ゴジラ」の主人公は、その手腕から政敵に脅威とみなされ、徹底的に弾圧されたに違いにない。
大統領の座を狙うカヨコ(石原さとみ)もアメリカで同じ憂き目にあったであろう。


その他、ダイナミクスな作品と史実と浮世と常世の組換え

場面その1

トハチェフスキー
「ヴォルガ軍管区司令官のトハチェフスキーです
 縦深作戦の構築並びにクロンシュタット反乱鎮圧の指揮を執るように言われました」

山地
「噂のヤングエリート集団か・・・」

鈴木京香
「(バグラチオン作戦は)只今20km/日で順調に進撃中」


場面その2

有田八郎
「ドイツがソ連に侵攻しました!」

平沼騏一郎
「ソ連!?イギリスじゃないのか!」

黒木特佐
「関東軍に動員を」

鈴木京香
「了解」

平沼騏一郎
「東郷茂徳君を呼び出して、再度ドイツとソ連に交渉だ」

黒木特佐
「待ってください、間に合いません」

平沼騏一郎
「んなことはわかってるよ!しかしやるしかないだろう!」

黒木特佐
「陸軍省の南進論を封鎖して、日ソ中立同盟を破棄、ソ連に攻め入りましょう
 いまここで中立維持、南進をしてもジリ貧にしかなりません。しかし日独挟撃なら、チャンスはあります」

平沼騏一郎
「それじゃうちの内閣はどうなるんだ!」

黒木特佐
「私の仕事は国に勝つか負けるかです。
 アメリカとの交渉は時間を稼ぎますので、関東軍の動員をお願いします。
 離任後の松岡洋右さんと連絡をとってくれ!」

あれだな。北進論を出しても史実を出しちゃうと黒木特佐の能力が劣って見えるな。
コメント
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