季節外れの気温が続き、暖かい日々が続いていましたが、昨日から再びやっと冬らしくなって来ました。
寒いのが苦手な私にしてみれば複雑な心境なのですが、しかし・・・この時期に3月下旬~4月上旬並みの気温とは、やはりどう考えても異常。
これは、やはり地球温暖化の影響でしょうか...。
さて。
昨年は、洋楽よりもクラシック音楽にハマりまくった1年でした。
その中でも、最も聴いた作品。
ベートーヴェン/交響曲第9番『合唱』
一昨年末、「第9」のCDを購入して初めて全曲を聴いて感動!それは、私にとって衝撃的でした!!
そして、あっという間に虜となり、正真正銘、正に聴きまくりという言葉がピッタリ!
未だに、毎日確実にベートーヴェンの『第9』(主に第4楽章)が、部屋で流れています。
昨年1年間で、「第9」の20枚近くのCDを聴きました。
クラシック音楽素人なので、指揮者/オーケストラが違っても、ほとんどその違いもわからないのに・・・その数だけで、昨年購入した洋楽のCDを楽に上回っています。(我ながら凄い!)
これまでは、聴いて気に入った作品だと、2~3枚聴き比べを楽しむというパターンだったのに、この『第9』だけはやめられないとまらない状態!
色んな指揮・演奏で聴き比べを楽しめるクラシック音楽の楽しさ&恐ろしさを痛感しました。(苦笑)
思えば、一昨年末に薦めてもらったバーンスタイン/ウィーン・フィルの『第9』から、私のこの感動の旅?が始まりました。
そして、ほぼ間髪入れずに聴いたフルトヴェングラーの『第9』にとんでもない衝撃を受けたのを、今でもはっきり覚えています。
あの第4楽章を聴いた時、「うぁ、何これ?!」無意識の内に鳥肌が立ちましたからね!
それまでクラシック音楽を聴いてきて、こんな異様な感覚(いい意味で)になったのは初めてで、それ以降どの作品(クラシック音楽全体)を聴いても同じような感覚は味わっていないぐらい、これは本当に衝撃的でした!
純粋に音楽を聴いて、それもクラシック音楽を聴いてこんな衝撃を受けるなんて信じられなかったです。
こう書くと、世間の評価の受け売りのように思われるかもしれませんが、その時点ではその評価が高いことを知らなかったし、その私が受けた衝撃!は紛れも無い事実です。
それから、ベートヴェン『第9』を求めて、感動を追い続ける旅が始まりました。
昨年の初めに観に行った映画『敬愛なるベートーヴェン』で使われた『第9』が、ハイティンク/ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の演奏だと知ってCDを探し求めたり、クレンペラーの『第9』の映像DVDが出ると知って速攻買ったり・・・と、どうした自分?!と思うぐらいの変化です。(苦笑)
しかし。
こんなクラシック音楽素人で、その演奏や合唱の優劣などわからない私でも、これだけCDを聴き比べると「軽快な演奏より重厚な方が良いなぁ~」とか、「こう歌って欲しいなぁ~」とか、それなりに好みというものが出来て、演奏に好き嫌い(合う合わない)が出るのが面白いです。
実にえらそーですが...。(汗)
嗚呼、「第9」!
私の場合、やはり第4楽章になってしまいます。
特に、ソリストの独唱から始まり、あの有名な「歓喜の歌」の大合唱までのパートを聴くと、感動に身震いしてしまいます。聴いた演奏の大半は感動しました。(一部例外はありましたが...)
いつの日か、いい音響機器で、大音量で聴いてみたいものです。
今の私にとって、このベートーヴェンの『第9』は、離れられない存在になっています。
クラシック音楽を聴くようになって、本当に良かったと思います。
今年も「第9」を含めて、クラシック音楽を聴いていきたいと思います。
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