先日。
我が家に、従妹(夫婦)が挨拶にやって来ました。
普段ギスギスしている我が家の雰囲気(どんな家だよ)・・・も、従妹の春に生まれた子供の顔見せもあり、久しぶりに我が家は和やかな雰囲気でした。
赤ちゃんの存在は凄いな、と思いましたね。確かに可愛いです。女の子だから尚更~小さいながらも、もう女の子らしく見えます。(笑)
そんな従妹、「子育てって、昼も夜もないから大変・・・」とこぼしていましたが、それを聞いて私の脳裏に浮かんだ曲がありました。
「デイタイム・ナイトタイム・サファリング/Daytime Nightime Suffering」
ポール・マッカートニー率いるウイングスの曲です。
こうしてネタが出来て、さっそく記事にしている私です。(笑)
1979年発表の、シングル「グッドナイト・トゥナイト」のB面曲。
しかしながら、B面曲にしておくにはもったいないぐらいの曲で、なかなかチャーミングで素敵な曲です。
A面はこっちに、という話もあったらしいですから。ポール自身も好きらしいし。(私は「グッドナイト・トゥナイト」も好きだけど)
そのポール王道のポップさが、ロック色の強いアルバム『BACK TO THE EGG』の雰囲気に合わないので、ディスコ調でリズム重視の「グッドナイト・トゥナイト」と共にシングル用に回されたのでしょうが、アルバム収録曲を含めて、楽曲の出来としては、1、2を争うのではないでしょうかね。
個人的には、What does she get for all the love she gave you~♪と、出だしをポールに歌われただけで、掴みはOK!この曲に惹き込まれてしまいます。実にポップで、聴いているとスッと耳に入って来る、全く嫌味のない、ついつい口ずさみたくなってしまうような、覚えやすくて親しみを持ってしまう曲。
バンドメンバーによるコーラスも、これがまた心地好い。そして、終わり方も秀逸。けっこう気に入っています。
多少、ポールの声が擦れ気味?なのが気になるけど・・・。(アルバム全体に言える事だけど)
今回、この曲を思い出すきっかけになった歌詞は・・・ポールの曲だから、大して意味がない(と思う)のでご愛嬌。(笑)
でも、メロディにフィットするような歌詞をはめるポールらしく、その歌詞(日本人には“英語”と言うべきか)の響きはバッチリ合っていてGood!です。
でも、歌詞の一部、従妹の言葉とリンクするような、
君に捧げた想いと引き換えに彼女は何を手にするの
ほら 後悔し始めている だって 彼女は昼も夜も苦しんでばかり
という歌詞には、昔のある時期、引っ掛かるものがありましたねぇ・・・。(苦笑)
こうして記事を書きながら、改めて「デイタイム・ナイトタイム・サファリング」を聴くと、やはりウイングス時代のポールは、何やかんや言われても、ウイングス解散後ソロになってから、少なくとも1980年代よりも魅力的で輝いていたなぁ!と思います。
ウイングスは、ポールのワンマンバンド、ポール&リンダとその他伴奏者達・・・等と、批判的な事を言われていても、楽曲にはその端々にウイングスらしい!一世を風靡したバンドの個性が充分に感じられます。
掛け値なしに、素敵な曲だと思います。
アルバム『バック・トゥ・ジ・エッグ』のボーナストラックとして収録されています。
あ、確か、もう東芝EMIからは販売終了なので?中古CDしか手に入らない状態ですね・・・。(涙)
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