カズオ・イシグロさんの「夜想曲集」を読みました。
感想など綴ってみたいと思います。

読み始めてすぐ、あ、、前に読んだことがある本だ・・・と気づいた。
でも、それはそれで、以前感じたことと違うような感想を抱くのか?
興味があって、読み終えました。
ベネチアのサンマルコ広場で演奏する流しのギタリストが垣間見た、
アメリカのベテラン大物シンガーとその妻の絆とは――
ほろにがい出会いと別れを描いた「老歌手」をはじめ、
うだつがあがらないサックス奏者が一流ホテルの特別階で
セレブリティと過ごした数夜を回想する「夜想曲」など、
音楽をテーマにした五篇を収録。
私は、あまり短編集を読まない。
理由は、、というと、どっぷり物語の中に浸りたいからなのだろうと思う。
短編集は、浸れそうな感じになったところで、結末になってしまうので、
なんとも、、気持ちが、そこで、ぶちっと絶たれた感覚になってしまうのが、
苦手なのだろうと思う。
この本の、あとがきにも、そんなことが書かれていた。
日本でも、海外でも、短編集はあまり売れない、、、のだとか。
音楽にかかわる方々が登場する5つの物語。
そして、いずれも、、関係の終わり、、、が描かれていて、
なんとなく、憂いに満ちている。
人と人の関係は、何気ない言葉だったり、出来事で、変化が生じたりする。
お互いに、関係を続けたいと思っていなければ、続けることはできない。
また、自分は、こういう風に生きたいと願っていても、思うようにはいかない。
というような、日々の何気ないことが、淡々とつづられている。
前にも感じたことだと思うのだけれど、カズオ・イシグロさんは、
この物語を通して、何を伝えたいと、、思われたのかな?
それとも、何を感じるかも、読者の自由だよ、、ということなのだろうか。
前に読んだのは2011年のことでした。
前に書いた感想
カズオ・イシグロさんの本を読んだのは、この本がお初だったみたいで、
その次に読んだのが、「わたしを離さないで」という衝撃的な本だったっけ、、と、
思い出しました。
今や、ノーベル文学賞を受賞された方ですもんね。
感想など綴ってみたいと思います。

読み始めてすぐ、あ、、前に読んだことがある本だ・・・と気づいた。
でも、それはそれで、以前感じたことと違うような感想を抱くのか?
興味があって、読み終えました。
ベネチアのサンマルコ広場で演奏する流しのギタリストが垣間見た、
アメリカのベテラン大物シンガーとその妻の絆とは――
ほろにがい出会いと別れを描いた「老歌手」をはじめ、
うだつがあがらないサックス奏者が一流ホテルの特別階で
セレブリティと過ごした数夜を回想する「夜想曲」など、
音楽をテーマにした五篇を収録。
私は、あまり短編集を読まない。
理由は、、というと、どっぷり物語の中に浸りたいからなのだろうと思う。
短編集は、浸れそうな感じになったところで、結末になってしまうので、
なんとも、、気持ちが、そこで、ぶちっと絶たれた感覚になってしまうのが、
苦手なのだろうと思う。
この本の、あとがきにも、そんなことが書かれていた。
日本でも、海外でも、短編集はあまり売れない、、、のだとか。
音楽にかかわる方々が登場する5つの物語。
そして、いずれも、、関係の終わり、、、が描かれていて、
なんとなく、憂いに満ちている。
人と人の関係は、何気ない言葉だったり、出来事で、変化が生じたりする。
お互いに、関係を続けたいと思っていなければ、続けることはできない。
また、自分は、こういう風に生きたいと願っていても、思うようにはいかない。
というような、日々の何気ないことが、淡々とつづられている。
前にも感じたことだと思うのだけれど、カズオ・イシグロさんは、
この物語を通して、何を伝えたいと、、思われたのかな?
それとも、何を感じるかも、読者の自由だよ、、ということなのだろうか。
前に読んだのは2011年のことでした。
前に書いた感想
カズオ・イシグロさんの本を読んだのは、この本がお初だったみたいで、
その次に読んだのが、「わたしを離さないで」という衝撃的な本だったっけ、、と、
思い出しました。
今や、ノーベル文学賞を受賞された方ですもんね。