はじめてのマンドリン

ある日突然、マンドリンの音色に恋をした
初めて手にした時から、ささかやかな感動を綴っています

映画「最高の人生の見つけ方」

2013-02-02 15:59:03 | 本・映画・ドラマ
映画「最高の人生の見つけ方」を、だいぶ前に録画していたのですが、やっとこさ見ました(^^ゞ

『ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン主演で描く、死を意識した初老男性2人の希望に満ちた余生を描く人間讃歌。病室で知り合った2人が意気投合し、“やりたいことリスト”に基づき、残りの人生を生き生きと駆け抜ける。』

正直な感想は、「う~ん・・・」って感じでした。
余命半年と宣告された人同士、、、気持ちはわかりあえるのかもしれない。

意気投合し、人生やり残したことを、1つずつやり遂げたいと、世界一周みたいな旅に出る。
お一人は、大きな病院のお医者さん。4回の離婚を経て、今はシングル。
使い放題のようなお金があるので、「金の心配ならしなくていい」と言えてしまうほどの人。

もう一人は、奥様をはじめ、家族を愛している、、家族のために昔の夢を封印し、仕事に頑張ってきた人。

やり残したことをやりたいと思う気持ちは理解できる。。。ような気がする。
会いたい人に会っておきたいとか、見たかった風景を見てみたいとか。

でも、何故、愛する奥様とではなく、知り合ったばかりの、、、人同士で行くのだ?
残りわずかな時間しか生きられないという状況が、心の親密度を増しているから??

と思えても、心配する奥さんを家に残し、長い旅に出かけてしまうという、、気持ちが
理解できなくて、上に書いた感想「う~ん…」ってことになってしまったのだった。
人生の終わりを、希望を持って、明るく描かれていたのは、よかったことなのかも
しれないが、実際に自分がそういう状況になったら?と思うと、違和感を感じずに
いられないというのもあった。

もしかしたら、年配の男性が見ると、共感できるって言うのかもしれない。

もし、私が、余命宣告をされたら、やっぱり、やっておきたいことは何だろう?って
考えるのだろうとは思う。

でも、一人身勝手にどこかへ行くよりは、身近な人に、一緒に生きてくれてありがとう
という気持ちを伝えることを選ぶような気がする。

実際、そうなってみないと、ほんとのところはわからないけれど^^;。

「いい人生だった」と思える人生であってほしいと思うけれど、どういうのが「いい人生」
なのだろうと…そろそろ、考える年齢になったってことなのかな。
コメント
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