はじめてのマンドリン

ある日突然、マンドリンの音色に恋をした
初めて手にした時から、ささかやかな感動を綴っています

映画「アマルフィ」

2009-08-19 23:36:55 | 本・映画・ドラマ
映画「アマルフィ 女神の報酬」を見てきました(^^)

見ようと思ったきっかけは、アマルフィの綺麗な景色と、
俳優陣が、好きな人ばかりだからってこと(苦笑)。

とても不純な動機で見に行ったのだけれど、ストーリーがとてもよかった。
犯人と、その動機と、その結末が、胸に迫るものがあり、感動した。
あんな風にピストル持って、警察に歯向かって、逮捕されちゃわないわけ?
みたいな、突っ込みも入れたくなっちゃったりしたけれど、
他国のことはよくわからないし。
映画の中でも、イタリアでは、誘拐犯と身代金の取引をすることは違法だと
言ってたし、そういうことは、国が違えば、違うのだろうくらいにしか
わからない。

俳優さんたちは、みんないい味出してたなぁ・・・と思った。

あと、
死んでしまえば、全ては闇の中になってしまう。今は死ぬべきじゃない。
という台詞が印象的だった。

最近、世界陸上で見る機会が多いのだけれど、
アマルフィの織田裕二も、かっこよかったなぁ(^^)

イタリア・・昔ツアーで1度だけ行ったことはあるけれど、
いつか個人旅行で訪れるぞって思った(^^)

ああ、そうそう、忘れてはならないのが、ローマからアマルフィへ
シーンが変わったときに、広場で犯人からの連絡を待っているシーンで、
バックに、マンドリンを演奏している男性が座っていた。
やっぱり、イタリアの町の雰囲気に、マンドリンの音色ってしっくりくるなぁ・・・
なんて、思いつつ、私もあんな風に弾けるようになりたいなぁ・・・なんて
思ってみていた(苦笑)

映画の中に、マンドリンの演奏シーンが出てくる映画は、
この2年くらいの間に、3つめ。
結構いいものだ(^-^)なんて(^^ゞ
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本「運命の人」(1~4)

2009-08-19 00:12:59 | 本・映画・ドラマ
山崎豊子さんの「運命の人」全4巻を読みました。
ん~、久々の長編読破に、充実感でした。

知らなかったのだけれど、山崎さんって、毎日新聞社に勤務されてたんですね。
で、膨大な取材とか、調べた結果に基づき、小説を書かれるという方法を
取られるんだ・・・と、納得した。

この物語は、沖縄返還の1年前に起きた、外務省機密漏洩事件をモデルに
書かれている。それにかかわった、毎日新聞社の記者は、有罪判決となり、
その後の人生は、それまでとは大きく違ってしまう。

“機密情報は誰のものなのか?”国民のものであるなら(知る権利?)
この判決は、おかしいとしか言いようがない。

4巻目、終戦の頃からの沖縄のことが書かれている。
同じ国に住んでいながら、私は、殆ど何も知らなさすぎる。
ということに、驚き、恥ずかしく思い、自分への憤りさえ感じた。
4巻が一番、心に迫ってくるものがあり、感動的でもあった。

何故、沖縄に、米軍基地が今も、幅をきかせ、
終戦後と変わらないような、米国軍人が起こす事件があり、
それに日本は何の手出しもできなかったり、
泣き寝入りせざるを得ない状況があったりもする。

今、沖縄は、旅行先として、移住地として人気の土地かもしれないが、
その前に、もっと、沖縄のことを知らなければいけないと思った。
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