信田さよ子さんの「共依存・からめとる愛」を読みました。
以前、ドラマの中で「共依存」という言葉を知り、なんだろう?と
興味を持っていた。
図書館で、何気なく見かけたので、読んでみることにして読んでみた。
ちょっと怖くなった^^;;
Wikipediaから引用させていただくと、共依存とは、
『共依存という言葉は、学術的用語でなく、明確な定義はない。当初の定義としては、アルコール依存症患者を世話する家族が、結果として、依存症の回復を遅らせている現象を指した。この状況では、アルコール依存症患者が家族に依存するため、自立する機会を失い、家族もまたアルコール依存症患者の世話をすることに自らの生きがいを見出し、悪循環を生み出していると説明される。
現在では、単にアルコール依存症患者との関係だけでなく、「ある人間関係に囚われ、逃れられない状態にある者」としての定義が受け入れられている。例えば、暴力を振るう夫とそれに耐える妻の関係、支配的な親と愛情を受けたい子供の関係、相手から愛されることが目的となっている恋愛関係などがある。』
と書かれている。
世の中一般的には、共依存だと言われる人は、被害者であるように思われている。
実際、私もそう思っていた。
ところが・・この本によれば、(表現は違うかもしれないけれど)
“あなたには、私がいないとダメなのよ”という状態が心地よく、
そういう状態を維持しようと、無意識のうちにしている・・・というのである。
相手を骨抜きにしたり、自分から離れられない状況を作り出すことで、
“支配”しようとしているというのである。
そういうことから、人から見れば別れればいいのにと思えるカップルが、
いつまでも一緒に居たり、
「大変なのよ」と言いつつも、どこか嬉しそうな人が居たり、するのだなぁ・・・
なんて、思ったりしていた。
本によれば、昔流行った韓国ドラマ「冬のソナタ」のミニョンの台詞だって、
優しいように聞こえるが、十分支配的だというのである。
言われてみれば、確かにそう思える^^;;
でも、ファンの人があれだけ多いということは・・・そういうのを望む人が
とても多いということなのだろうか?
だとすれば、それも怖いことのような気がする。
本によると、依存は、悪いことでもなんでもないと書かれている。
でも、相手を自分に依存させるようにしくむ人(共依存の人)が悪なのだ
ということ。
う~ん・・・なんだかとても難しい^^;
私は、依存しないで生きていきたいと、ずっと思って生きてきた。
でも、恋をすると、依存してしまいがちな自分のことを知っていたし、
そういう自分が嫌で、恋に終止符を打つなんてことも、何度かあった。
それを、“自分の依存心が嫌”だと思っていたのだけれど、
それはもしかしたら、相手を支配したいと思う方の、“共依存”
だったのかもしれない?
などと考えたりすると、ちょっと怖くなる。
でも、何故、共依存の人は、人を支配したいと思うのだろう?
そういう自分から脱却することはできないのだろうか?
という疑問を感じつつ、読み終えた。
以前、ドラマの中で「共依存」という言葉を知り、なんだろう?と
興味を持っていた。
図書館で、何気なく見かけたので、読んでみることにして読んでみた。
ちょっと怖くなった^^;;
Wikipediaから引用させていただくと、共依存とは、
『共依存という言葉は、学術的用語でなく、明確な定義はない。当初の定義としては、アルコール依存症患者を世話する家族が、結果として、依存症の回復を遅らせている現象を指した。この状況では、アルコール依存症患者が家族に依存するため、自立する機会を失い、家族もまたアルコール依存症患者の世話をすることに自らの生きがいを見出し、悪循環を生み出していると説明される。
現在では、単にアルコール依存症患者との関係だけでなく、「ある人間関係に囚われ、逃れられない状態にある者」としての定義が受け入れられている。例えば、暴力を振るう夫とそれに耐える妻の関係、支配的な親と愛情を受けたい子供の関係、相手から愛されることが目的となっている恋愛関係などがある。』
と書かれている。
世の中一般的には、共依存だと言われる人は、被害者であるように思われている。
実際、私もそう思っていた。
ところが・・この本によれば、(表現は違うかもしれないけれど)
“あなたには、私がいないとダメなのよ”という状態が心地よく、
そういう状態を維持しようと、無意識のうちにしている・・・というのである。
相手を骨抜きにしたり、自分から離れられない状況を作り出すことで、
“支配”しようとしているというのである。
そういうことから、人から見れば別れればいいのにと思えるカップルが、
いつまでも一緒に居たり、
「大変なのよ」と言いつつも、どこか嬉しそうな人が居たり、するのだなぁ・・・
なんて、思ったりしていた。
本によれば、昔流行った韓国ドラマ「冬のソナタ」のミニョンの台詞だって、
優しいように聞こえるが、十分支配的だというのである。
言われてみれば、確かにそう思える^^;;
でも、ファンの人があれだけ多いということは・・・そういうのを望む人が
とても多いということなのだろうか?
だとすれば、それも怖いことのような気がする。
本によると、依存は、悪いことでもなんでもないと書かれている。
でも、相手を自分に依存させるようにしくむ人(共依存の人)が悪なのだ
ということ。
う~ん・・・なんだかとても難しい^^;
私は、依存しないで生きていきたいと、ずっと思って生きてきた。
でも、恋をすると、依存してしまいがちな自分のことを知っていたし、
そういう自分が嫌で、恋に終止符を打つなんてことも、何度かあった。
それを、“自分の依存心が嫌”だと思っていたのだけれど、
それはもしかしたら、相手を支配したいと思う方の、“共依存”
だったのかもしれない?
などと考えたりすると、ちょっと怖くなる。
でも、何故、共依存の人は、人を支配したいと思うのだろう?
そういう自分から脱却することはできないのだろうか?
という疑問を感じつつ、読み終えた。