イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

貯水池の周りをめぐる暑い日の短距離ウォーク、ピーク・ディストリクトの入り口、マカスフィールド・フォレスト

2017年06月21日 09時00分00秒 | ピーク・ディストリクト
マカスフィールド・フォレスト Macclesfield Forest


401ヘクタール(4平方キロメートル)の針葉樹林です。
水道局が所有する貯水池を4個有する、広大な中世以来の植林地です。

厳密には、ピーク・ディストリクト Peak Districtとは言えないようです。
ピークに接したエリアです。


マカスフィールドは、ストックポートから約 9.5キロ。車で25分、チェシャ―の南端にある、坂と古い建物の多い、かわいらしい町です。
町を抜けるとすぐ、緑深い丘陵地帯です。

マカスフィールドの中心から5キロたらず、マカスフィールド・フォーレスト散策の出発点は、名所パブ、レザース・スミツィー Leather's Smithy 。


平日なのに人でいっぱい。
上の写真のおじさんはパブのスタッフです。
手前に見えている芝生のスペースに並ぶ、ピクニック・テーブルにお客のディナーを運んでいるところです。

パブの前には 19世紀に作られた人口の湖、リッジゲート・レザヴォア Ridgegate Reservoir (貯水池、日本ではダムって言っていますね)があって、景観は最高。

・・・・っと大変!
一番かんじんのパブの表からの 貯水池の写真を撮り忘れました!

観光ウェッブサイトの写真を勝手に拝借します。


パブの内部からも天気が良くて外が明るいので水面が、よく見えます。



18世紀はじめの、鍛冶屋 smithy だった建物だそうです。
レーザーという名前の、馬の蹄鉄作り専門の鍛冶屋が1820年にエールを売るライセンスをとって宿屋を始めたのが起源。古いパブです。

身長183センチのうちの夫がまっすぐ立つと天井に頭がぶつかります。


今時の、おしゃれに改装されたパブと違って、昔ながらの内装なのが気に入りました。


カウンターのエールの樽に取り付けられたパンプのプラー、ぐっと手前に引いて、ノズルの先から出てくるエールをグラスに注ぎます。


絵がプリントされた陶器のハンドルがきれいです。


お昼ご飯を食べてから、たったの2・5キロ、貯水池をめぐり、広大なマカスフィールド・フォレストの一部をちょっとだけ通って、このパブに戻ってくるお手軽ウォーキング・コースを歩きます。


暑い日です。

貯水池は低い生垣の左側、草におおわれてこんもりした堤防の向こう側です。
しばらくは水面が見えません。

振り返って、あとにしたパブを見返します。




明日に続きます。

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コメント (6)
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