毎日が、始めの一歩!

日々の積み重ねが、大事な歴史……

中国人へのビザ緩和

2015年02月01日 | 政治

増えて来道客、熱烈期待 中国人へのビザ緩和 今月「雪まつり」「春節」…通訳、ホテル不足も

(02/01 07:00)

 外務省は、日本を訪れる中国人への「数次ビザ(査証)」の発給要件をこのほど緩和した。5日には「さっぽろ雪まつり」が開幕するほか、中華圏の旧正月「春節」も控えており、
道内の観光関係者は中国人客のいっそうの入り込みに期待する。一方で、受け入れ態勢や滞在時のマナーをめぐるトラブルなど課題もある。

 「ビザの緩和は歓迎。魚やコメなど、優れた食の北海道ブランドを広めるためにも大いに受け入れていきたい」。中国人の道内観光を手配している札幌航空旅行の佐藤達雄社長はこう話す。
同社の本年度の外国人旅行の売り上げは前年度比約5割増となる見通しだ。

 数次ビザは有効期間内なら何回でも日本へ出入国できる。外務省は今回、「相当の高所得者(富裕層)」について、1回目の訪日時に沖縄か東北3県(岩手、宮城、福島)に1泊以上する「訪問地要件」を廃止。
ビザの有効期間も3年から5年に延ばした。個人観光客向けには訪問地要件は残すが、一定の経済力と日本への滞在経験を条件に、発給対象を広げるなどした。

 今回の緩和で、今年のビザ申請は「一段と増えるのは確実」(外務省)。2014年に日本を訪れた中国人は前年比83%増の約241万人で、今年は300万人を超えるとの見方もある。

 道によると、13年度の外国人来道者数のうち、中国は前年度比54・9%増の15万8300人。国・地域別では台湾に次いで多く、中国本土と道内を結ぶ航空路線も増えている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする