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豚肉・豆腐・野草~沖縄の薬膳食生活

2011年07月10日 | 健康

   ボクも暑い夏には、食べ物に気を使うんだ
みんなも栄養をしっかり摂って、夏を乗り切ってね
冷たいものばかりじゃだめだよ 「分かるかな」も面白いよ      

沖縄で受け継がれてきたのは、まるで、薬膳のような食生活。 
多様性が沖縄の食文化の特長だという。
「食べ物によって、病気を防ぎ、治す」。野菜や野草、薬草が普段の食生活に溶け込んでいる。  

長寿を支えた薬用植物。
沖縄にはウコン、アガリクス、アロエ、ギンネム、クミスクチンなどの野草、薬草がある。  

沖縄で採れない昆布が料理の定番。
それは、中国との交易の中継地だったことが背景にある。
琉球王朝の時代、昆布は産地の北海道から北前舟で富山などを経由して大阪に運ばれ、そこから昆布ロードを経て沖縄に持ち込まれた。  

品質の良いものは中国に送り、出汁の出ない「ナガコンブ」を豚肉、かまぼこ、こんにゃくなどに一緒に炒め煮する。
クーブイリチーがその代表的な料理。ソーキ汁、アシティビィティーなどにも昆布が使われる。 

酸性の豚肉だけでは、栄養バランスが偏るので、アルカリ性の昆布と組み合わせることによってバランスをとっている。
コレステロールや骨粗しょう症への改善効果は確認されている。  

豆腐は「畑の肉」。イソフラボンは、抗がん作用や更年期障害に効果があることは、よく知られている。

節電の今夏、沖縄料理で体力をつけて乗り切りたいもの。  

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