仲良しが全く別々の職業について、誰かが誰かを助けるってのは
「スリーパーズ」だったかな?昔みたことがあって、
勝手ながらそういうのを想像して見に行ったんですが。
あちゃ~やっぱりブラックな話でしたね。
これが伊坂幸太郎×中村監督だったら最後までジョニデが逃げおおせて
ベネさんとニコニコ電話で喋ってるシーンで終わったんだろうか。(わわわわわ)
最初はね~、ハゲ面がいやだったのよ~。ま~役柄がそうだから仕方ないんだけども。
でもだんだんおでこ無視して瞳がきれいやな~とかやっぱかっこいいわとか
ジョニデ好きとしては脳内で補完して見れちゃうからあははははな話で。ヾ(・∀・;)オイオイ
えっとね~、コノリーが小物すぎ。
イタリアマフィアを捕まえることができたら、確かに手柄を立てて昇進もするわな。
でも、自分にバルジャーを操れるだけの頭も度胸もないから
結局はバルジャーの勢力拡大に手を貸してしまったような形になってしまって
どんどん追い詰められていくのな。
・・・・昔いじめっ子から助けてもらった恩義だと?・・・でもって
散々利用して(いや利用されただけか)
最後の最後逮捕されてもバルジャーに対する証言をなんにもしなかったばかりに
罪が重たくなっとるのね、そんなとこは義理だてしてるのな、アホちゃう?
兄貴が何をしていようと、兄が好き。その心もようわからんが、
こういうシーンでお兄さんに気がついてちゃんと笑顔で手をふる。ある意味大物。
・・・・でもマフィアのボスを兄にもつ弟がこういう職業に就けることも
それがスキャンダルになって辞めさせられることもない・・・ってのがびっくりだったな。
あ~さすがに最後辞職したことも書かれていたけど、それはこのパレードから何十年も先の話。
この作品の中では、逃亡中の兄と電話で会話したことだけが咎められていたけど、
何があってもお兄さんを尊敬していて大好きで、しかも「クリーン」なイメージのままだったので
ベネ様は正直かやの外。もっと関わってくるのかと思ったら物足りなかったな。
・・・・実際は裏で助けたりしてなかったのかな?そういうシーンて全然なかったような気がするんだが。
コノリーに対しては自分のところへ兄の話で訪ねてくるんじゃないってなことを言ってたけど
政治家としての力やコネで実はなにかしら助けてはいなかったんだろうかね?????
奥さんがいて、子供がまだ生きていたころは
まだまだええ人の部分てあったんだよね。あのあたりからおかしくなっていく、歯止めが効かなくなっていく。
100%の悪人なんておらへんって思いたいんだけど、人間何がきっかけで転がり落ちていくかわかんないね・・・・。
ところで。
このハゲ面もコスプレじゃんかよと私はどっかで思ってるわけでして、
やっぱり極端に違う顔で極悪人なんてのを演じるわけですから
パイレーツやアリスやチャリチョコとはまた違うけれども、徹底的につくったキャラで
久々成功したかなと。今回のジョニデは外見こそ工エエェェ(´д`)ェェエエ工だったけど
ほぼ主演。独壇場、ばっちりでございました。満足したわ~~。ひで~話だったけどね。(^_^;)