ペパーミントの魔術師

ご挨拶が遅くなりました。
引っ越し先でも同じタイトルで
継続しております。

キャーオダジョー~~~(≧∇≦*)~「S 最後の警官-RECOVERY OF OUR FUTURE」

2015-09-08 18:11:12 | 映画
 
はい、例によって8月の鑑賞予定には入れてなかった作品でどうも。


こんだけのメンツが揃っててしかも綾野剛好きなくせにお目当てがそうじゃないってどうなんだか。(爆)



キャ~~~~~~~~
こんだけ騒ぐのは「どろろ」の妻夫木くん以来ですかね~。(;´∀`)


ぶっちゃけ、これもドラマは全く見ておりません。ほんとならその時から一號と正木の話はず~っとやってたはずで
(だもんだから正木の顔の傷の話はわからない)
それを受けての劇場版でこのふたりの対決に決着をつけたということなんでしょうね。


犯人を生きたまま確保することを絶対とするNPSなんですが、まあそれゆえに目の前の犯人を捕まえられない、
そのへんがむちゃくちゃもどかしく、危なく、
本来なら護身であれ威嚇射撃であれ銃って使いそうなもんなのに、「両腕にシールド」だけつけて
それを武器防具として使いながら犯人を追い詰めていく一號の勇気ってのはホントすごかったです。
向井くんてこんなにたくましかったんだ~ってシミジミしちゃいました。


あかん、左之助のイメージが抜けん。(ヾ(・∀・;)オイオイ)

またつまらぬものを撃ってしまったとでもいいそうな綾野剛。(違)
るろ剣の1ですっかり惚れてしまってそのあとあれやこれや見たけど、これが一番かっこよかったかな~。(*^_^*)
そのくせ五右衛門のイメージで見てるあたしってどうなんだ・・・。五右衛門こんなふうにクールにすりゃよかったんだよぅ。゜(゜´Д`゜)←今更?

あと、一號の手が持つ奇跡がどんだけなのかわかりませんが、大森南朋演じる香椎秀樹ってあんだけ重症ならフツー助かりません。
そのへんは幸せな嘘だろ~~!!!ですね。「超高速参勤交代」のときの上地くんといっしょ。
そこは死んじゃいけないひとっているのでしょう・・・(わわわわわ)


滅びても守り抜けてもどっちでもよかったんだろ?
・・・・・一號のあのことばに、CLAMPの「X」を思い出してました。
諸事情で続編が出ないまま止まっているコミックで、映画化はされたけど実際の話はまだ終わっていないアニメ持ち出しますけども。
地球はこのままじゃ滅びる、一度人間を滅ぼし文明を滅ぼしてしまおうとする地の龍とすべてを守ってなおかつ未来を模索しようとする天の龍の戦いなんですが
ある意味どっちも正義でどっちも無理があるというかすごく大変というか
あ~言葉がうまくでてきませんが、あれに近いものを感じました。
たくさんのひとが巻き添えを食うという意味では凶悪犯罪なんですけど、実際それくらい無茶やらないと
今の日本も今の人間たちもダメになるんじゃない?っていう(あ~言葉足らずで申し訳ない)
ヒールなのにどっか根っこの部分で未来を憂いて未来を信じてるってのがものすごく引っかかってました・・・。
やり方は決して許されるものではありませんが。ちっちゃな恨みとかじゃないですよね。
どこかにこの人なりの思いがあるから、一號は正木とちゃんと話がしたかったのだと思います。
凶悪犯というよりは好敵手として。そんな気がしました・・・・・。

ただでさえ、原子力発電って3・11のあとナーバスになってるのに電力は必要だけど安全性でもって怖いんだとかいうてるときに
これを使ったテロなんてね~。しかもあまりに安倍総理っぽい今回の辰巳琢郎さんが
ものすごくリアルでそこあまりにもシニカルでびっくりでございました。(^_^;)
展開にツッコミどころは満載かもしれませんが、アクション映画として十分面白かったし
なにより、今の日本に対して物申すみたいな映画だったような気がしてそこがびっくりでした。(;´∀`)

・・・自衛隊が実際の戦地で支援活動するとか
そういうのもめてるときじゃないですか・・・・安倍さんがやろうとしてるのって
この映画でのNPSみたいな活動ですよね。
シールドだけで現場に飛び込んじゃう一號みたいなのを増産しな無理でしょ?(わ~言うてもた言うてもた)
やらなきゃやられる、俺を止めたきゃ殺すしかないんだよなんて状況で
銃を持っていても身を守れるかどうかわからんのに、もしだれも傷つけずに解決しようとしても
そんな危険なこと自衛隊にさせようってのはそうとう無茶ですよね・・・・。
・・・なんてことまで頭では話が飛躍していました・・・・。